第2弾は『すみチケ+』 1万円分を5000円で 9月23日から販売

▲ 9月に販売となるすみチケ+のデザイン

 住田町は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている町内事業者を支援しようと発行するプレミアム率100%の「使って応援住田チケット『すみチケ+』」を、9月23日(水)から27日(日)までの5日間販売する。「食べて応援住田チケット『すみチケ』」の第2弾となるもので、チケットを通じて地域内での経済循環を図っていく。
 新型ウイルスの感染拡大に伴う外出自粛により、飲食店は全国的に売り上げが激しく落ち込んだ。こうした中、住田町では独自の対策として第1弾のチケット「食べて応援住田チケット『すみチケ』」を発行。チケットは500円券8枚で1セット。5月末から1セット4000円分を2000円で販売し、用意した5000セットが完売した。
 町と同商工会がこのほど行った事業所アンケートでは、対象とした町内150事業所のうち、新型ウイルスの影響を受けている、または今後影響が出る可能性があるとの回答が計92%に達した。幅広い業種が何らかの影響を受けていることから、町では第2弾の「すみチケ+」の利用用途を「すみチケ」からさらに拡大し、飲食だけでなく小売店なども加えた。
 「すみチケ+」は500円券20枚で1セットとし、1万円分を5000円で販売する。今回発行するのは8000セット。1世帯につき8セットまで購入可能で、販売対象は町民と町内で働く人。チケット引き渡し時にカタログも提供する。
 応募方法は、町内在住者は今月28日(金)に全戸配布となる往復はがきにチケットの引き渡し希望日を二つまで選んで記入し、9月8日(火)までに投かんを。
 町外在住で町内で働く人は、町商工会(℡46・2311)への電話申し込みとなる。「すみチケ+」の利用期間は10月1日(木)から来年2月28日(日)まで。
 町農政課では「すみチケ+の販売、利用を地域経済の活性化につなげたい。前回と同様、今まで知らなかった事業者にも目を向けてもらい、利用するきっかけになってくれれば」と話している。
 販売・換金業務と取扱店の募集業務を受託している町商工会では、今月20日(木)まで取扱店舗を募集している。
 取り扱いの申し込みは、取扱店申込書とカタログの原稿を、20日までに持参、郵送、FAXのいずれかで商工会(〒029・2311住田町世田米字世田米駅33、FAX46・3631)まで提出を。
 すみチケ+の販売日と会場は次の通り。
 ▽9月23日(水)=10時~12時(町役場交流プラザ)、14時~16時(同)
 ▽9月24日(木)=10時~12時(町役場交流プラザ)、14時~16時(同)
 ▽9月25日(金)=10時~12時(生涯スポーツセンター)、14時~16時(五葉地区公民館)
 ▽9月26日(土)=10時~12時(生涯スポーツセンター)、14時~16時(五葉地区公民館)
 ▽9月27日(日)=10時~12時(役場交流プラザ)、14時~16時(同)