頂点目指し熱戦展開 きょうまで計9競技 気仙地区中学校新人大会

▲ 柔道競技で真剣勝負を繰り広げる選手ら

 気仙地区中学校体育連盟(会長・千葉浩之大船渡一中校長)主催の令和2年度同地区中学校新人大会は19日、気仙3市町で開幕した。新型コロナウイルス感染症の予防対策を徹底しつつ、20日まで計9競技を実施。全9校の1、2年生が頂点を目指し、熱戦を繰り広げている。
 実施競技は軟式野球、バレーボール、バスケットボール、ソフトテニス、卓球、サッカー、柔道、剣道、バドミントン。それぞれ団体、個人ともに、上位のチーム、選手には県大会(10、11月、県内各地)への出場権が与えられる。
 新型ウイルスの感染防止のため、各会場では手指消毒や清掃用のアルコール消毒液設置、試合後の手洗い奨励、換気タイムの設定、参加者の健康チェック、開閉会式の簡素化など対策が講じられている。
 また、観戦できる保護者の人数も、選手1人につき1、2人に制限。マスク着用や、声を発さない拍手のみの応援などが求められた。
 初日に行われた競技のうち、柔道は陸前高田市高田町の市総合交流センター「夢アリーナたかた」で実施。大船渡一、大船渡、高田第一の選手が出場し、男女それぞれ団体戦や個人戦で優勝を争った。
 女子の部は、昨年までは県大会がオープン参加のため、地区大会では順位づけのみ行っていた。今年は新型ウイルスの影響にかかる人数制限などに伴い、地区大会で優勝したチーム、個人に県大会への出場権を与える方式に変わった。
 試合に挑んだ選手らは、日々磨いてきた技を繰り出し実力を発揮。
 礼儀作法も守り全力を出し切った選手らに、観戦した保護者や仲間たちが大きな拍手を送っていた。
 20日は、柔道とバドミントン以外の7競技が行われる。屋外競技は、雨天の場合21日(月)に順延となる。
 大会結果は後日掲載予定。