2013/02/14 048


「森と水と惑星」国際会議

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「歴史と知恵」の「心と魂」を呼び起こし 立ち上がれ三陸、世界に向かって

平成23年3月11日、東日本大震災により三陸海岸地域も未曾有の被害を受けました。
現在、この苦難を乗り越えて地域の復興を目指すべくさまざまな取組が行われています。
振り返るとこの地域は、森林、川、海がひとつとなって、森は木材の供給ばかりでなく、
水源の涵養、国土の保護、野生動物の生息環境などの公益機能を持っています。
山に降り注がれた雨水は森林を育み、河川を育み、そして海を育みます。
三陸海岸地域は4億年以上前に隆起した日本列島の最古の地層からできており、森、河川、
海洋文化を生んだ縄文文化の遺跡がたくさん残っています。

東日本大震災からの復興や地球規模の持続可能な発展に結びつけようという、
「森と水と命の惑星国際会議〜立ち上がれ三陸、世界に向かって〜」が、
平成24年5月12日は宮城県の気仙沼ホテル観洋で、13日は岩手県大船渡市のリアスホールで開催しました。
WHOニューデリー事務局のスマナ・バルア氏、
帯広畜産大准教授のスミス・マーシャル氏、
元住田町長の菅野剛氏、
けせんプレカット事業協同組合中国研修生代表の温秀輝氏、
陸前高田市出身で政策研究大学院大学教授の小松正之氏、
大船渡市出身で日米協会理事の鵜浦真紗子氏、
気仙沼市教育長の白畑勝美氏、
同市唐桑町在住でNPO法人森は海の恋人理事長の畠山重篤氏(ビデオ出演 )の
8人がパネリストとして登壇。
大船渡市出身で医学博士の梅内拓生氏をコーディネーターに、
各氏による事例報告のほか来場者も交えた討論も行いました。