夏休みへ期待膨らませ、各小学校で1学期の終業式/気仙(別写真あり)

▲ 終業式を迎え、1学期の学校生活を振り返る1年生たち=世田米小学校

 気仙3市町の各小学校で24日、一斉に1学期の終業式が行われた。入学、進級から約4カ月。児童たちはこの間の学習や生活、学校行事などでの頑張り、成長ぶりを確認し合い、翌日スタートする夏休みへ期待を膨らませた。管内では、8月18日(火)から20日(木)にかけて2学期の始業式が予定されている。

 

 このうち、住田町立世田米小学校(佐々木英雄校長、児童129人)の終業式は、全校児童が出席して体育館で開かれた。
 佐々木校長は、1学期における児童らの頑張りをたたえ、夏休みにはプールでたくさん泳ぐことや、普段と変わらない生活を送り、日ごろできないことに挑戦するよう呼びかけ。「火、水、車、心の四つの事故に気を付け、25日間の夏休みを過ごしてほしい。2学期には、日焼けした顔で登校してくるのを楽しみに待っている」と述べた。
 続いて、児童代表の菊池悠太君(1年)、吉田春香さん(3年)、千葉恵里子さん(5年)が作文を披露。「夏休みには早寝早起きを頑張りたい」「夏休みにはプールでクロールを練習して上手に泳ぎたい」「図書委員の活動を頑張った」など、1学期の思い出や夏休みの抱負を語った。
 式後、小学校生活初めての夏休みを迎える1年生(児童23人)の教室では、子どもたち一人ひとりが元気に手を挙げ、1学期に頑張ったことを発表。なわとびや水泳、鉄棒の上達、運動会での活躍、勉強で力を入れた点など、それぞれが自ら実感した成長の証を示した。
 1年生としての学校生活を経験し、入学前よりひと回りもふた回りもたくましくなった子どもたち。翌日からの夏休みに向け、「映画を見に行くんだ」「野球の練習をするよ」「アンパンマンミュージアムに行く」などと期間中の計画や楽しみにしていることを話し、笑顔を見せていた。同校の2学期始業式は8月19日(水)。