男・大船渡、女・高田東が初V/県小学生バレーボール新人大会

 めんこいテレビ杯第25回県小学生バレーボール新人大会(県バレーボール協会、県小学生バレーボール連盟主催)は20、21の両日、住田町と大船渡市の8会場で開かれた。小学5年生以下で構成する県内の各チームが出場し、男女別で熱戦を展開。その結果、男子は大船渡ブルーサンダーズ(大船渡市)、女子は高田東Jrバレーボールクラブ(陸前高田市)がそれぞれ初優勝を飾り、女子の大船渡バレーボールスポーツ少年団が3位に入賞した。

新人大会を制した男子・大船渡ブルーサンダーズ

新人大会を制した男子・大船渡ブルーサンダーズ

 大会は新人チームが交流を通じて親善、親睦を深め、技術力の向上を図ろうと開催。県内各地から男子の部に24チーム、女子の部に44チームが出場し、気仙地区からは男子が大船渡、住田、女子は高田東、下矢作、米崎、おきらい・綾里、世田米、大船渡、有住、猪川・立根、気仙がエントリーした。
 男女ともに3~4チームずつによる予選リーグと、予選上位1位チームによる決勝トーナメントを展開。注目の気仙勢は、予選リーグで男子が大船渡と住田、女子は高田東と大船渡が1位になり、決勝トーナメントへ駒を進めた。

女子を制した高田東Jrバレーボールクラブ

女子を制した高田東Jrバレーボールクラブ

 男子・住田はトーナメント1回戦、女子・大船渡は準決勝で惜しくも敗退したが、男子・大船渡と女子・高田東は決勝戦に進出。大船渡は花巻バレースポ少(花巻市)と、高田東は大新バレークラブ(盛岡市)との戦いをいずれも2─0で下し、初の栄冠を手にした。
 男子の部で気仙勢が頂点を制したのは、今回の大船渡が初めて。有望選手賞には、男子が大船渡の坂本煌、金野礼慈両選手、女子が高田東の佐々木結衣、佐藤令菜、大船渡の渡辺真依各選手が選出された。
 気仙勢の成績と優勝チームメンバーは次の通り。
 【男子】
 ◇予選リーグ
 ▽3組=①大船渡(2勝)=決勝トーナメント進出=②和賀東(1勝1敗)③石鳥谷(2敗)
 ▽6組=①住田(2勝)=決勝トーナメント進出=②九戸(1勝1敗)③興田(2敗)
 ◇決勝トーナメント
 ▽1回戦
大船渡2─0雫 石
花 巻2─0住 田
 ▽準決勝
大船渡2─0金ケ崎
 ▽決勝

大船渡2─0花 巻
 ※大船渡ブルーサンダーズ▽監督=田村純▽コーチ=田村修▽マネージャー=金野瞳▽選手=金野礼慈(主将)、村上慎太朗、千葉成翔、佐藤桜雅、千葉大吾、坂本煌、千葉寬太、堀江晴翔
 【女子】
 ◇予選リーグ
 ▽1組=①高田東(2勝)=決勝トーナメント進出=②萩荘黒澤(1勝1敗)③田頭(2敗)
 ▽4組=①久慈(2勝)②手代森(1勝1敗)③下矢作(2敗)
 ▽6組=①INC(2勝)②米崎(1勝1敗)③平泉(2敗)
 ▽7組=①宿戸(3勝)②おきらい・綾里(2勝1敗)③興田(1勝2敗)④土淵(3敗)
 ▽8組=①長島(3勝)②南城小(2勝1敗)③雫石排球団(1勝2敗)④世田米(3敗)
 ▽9組=①大船渡(2勝)=決勝トーナメント進出=②山岸(1勝1敗)③栗林(2敗)
 ▽10組=①金ケ崎(2勝)②松尾(1勝1敗)③有住(2敗)
 ▽11組=①大新(2勝)②東和(1勝1敗)③猪川・立根(2敗)
 ▽14組=①一関(2勝)②気仙(1勝1敗)③戸田(2敗)
 ◇決勝トーナメント
 ▽1回戦
高田東2─0奥州胆沢
大船渡2─0金ケ崎
 ▽準々決勝
高田東2─0久 慈
大船渡2─0長 島
 ▽準決勝
高田東2─0宿 戸
大 新2─0大船渡
 ▽決勝

高田東2─0大 新
 ※高田東Jrバレーボールクラブ▽監督=菅野浩樹▽コーチ=大和田正▽マネージャー=菅野郁子▽選手=佐々木結衣(主将)、佐々木穂波、大和田知優、佐藤令菜、村上さくら、菅野愛莉、権藤伊織、戸羽栞、小松桜華、小松柊羽、権藤聖羅