「食」にスポット 催し多彩、GW恒例の碁石観光まつり/大船渡市

▲ 今年もGW恒例の碁石海岸観光まつりを開催(写真は昨年の様子)=大船渡市

 気仙のゴールデンウイーク恒例イベント「碁石海岸観光まつり」は5月4(水)、5(木)の2日間にわたり、大船渡市末崎町の碁石海岸レストハウス前の大型車駐車場を主会場に開かれる。「食」の魅力発信に向けたコーナーを充実させ、多彩なステージイベントを予定。市内外へ来場を呼びかけていく。

 

今年も5月4~5日に

 

 まつりは実行委員会(委員長・齊藤俊明市観光物産協会長)が主催。三陸海岸の代表的な景勝地である碁石海岸のすばらしさと、海のまち大船渡ならではの「食」の魅力を広くPRし、イメージアップと観光誘客につなげようと、毎年開かれている。

 今年の開催時間は4日が午前9時30分から午後3時、5日は午前10時から午後3時。昨年初めて実施した来場者アンケートももとに、イベント内容を練った。

 メーン会場にグルメコーナーを設置。前回までは市内の品に限っていたが、陸前高田市観光物産協会や住田町観光協会にも呼びかけ、気仙の逸品を一堂に集める。市漁協末崎支部女性部による「碁石海鮮鍋」、焼きホタテ、焼きホヤ、碁石産ワカメの販売も。2日間で1200個のもちまきでは、実行委構成団体の協賛で景品を付ける。

 ステージイベントは、おおふなトンや立命館大生によるパフォーマンス、ポケモンスペシャルステージを2日間実施。4日は地元末崎町の小細浦権現、三陸町吉浜の千歳明神太鼓、大船渡高校吹奏楽部、第18代大船渡つばき娘お披露目、5日は猪川町の前田鹿踊り、大船渡東高校太鼓部が出演。こどもの日特別イベントも予定。

 期間中、世界の椿館・碁石と市立博物館は無料開放。椿の里大船渡ガイドの会による観光ガイド、観光スポットめぐりのスタンプラリー、穴通船運航なども。同市を舞台としたNHKドラマ「恋の三陸 列車コンで行こう!」写真展、IBCラジオ生放送も予定。会場周辺に臨時駐車場を開設し、無料シャトルバスを運行する。

 実行委ではタイムスケジュールなど詳細を詰めており、後日改めて発表する。

 まつりに関する問い合わせは、市商工港湾部内の事務局(℡27・3111)へ。