目指せ「さかなグルメのまち」、本年度から事業実施/大船渡

▲ 「さかなグルメのまち」実現に向けて意見を交わした合同会議=大船渡市役所

官民組織が合同会議、連携へ協議に熱

 

 さかなグルメのまち大船渡地域振興委員会(委員長・戸田公明大船渡市長)とさかなグルメのまち大船渡実行委員会(及川廣章代表)による本年度1回目の合同会議は19日、市役所で開かれた。全国に誇る「さかなグルメのまち大船渡」実現に向け、昨年12月、行政と市民有志によりそれぞれ旗揚げされた組織。アクションを起こす本年度は秋恒例の「三陸大船渡さんままつり」を集大成のイベントに位置づけ、官民挙げて多彩な事業を進めていくことを確認した。

 同地域振興委は戸田市長や市の幹部、市観光物産協会役員で構成。同実行委は水産、飲食業界などの有志により立ち上げられた。

 この日は両委員会の委員ら約20人が出席。冒頭、戸田委員長が「さかなグルメのまち実現は、まち・ひと・しごと創生総合戦略の柱にも合致する。市としてもしっかり支援していきたい。きょうは建設的な協議ができれば」とあいさつした。

 両組織が「さかなのまちグルメ」への第1弾としてスポットを当てたのが、全国有数の水揚げ実績を誇るサンマ。実行委側が本年度から順次始める15事業について説明した。

 説明によると、本年度の最優先事業として実施するのは6事業。

 このうち、「さんま大漁旗コンテスト」「直送便レター」「さんまの給食」は市内小学生らをターゲットに据えた。

 担当委員が概要に触れながら、今後のスケジュールを報告。さんまの給食は月に1回程度の提供を見込み、開始時期は6、7月ごろを目指す。

 このほか、サンマ船出漁の「出船式」、大船渡市魚市場でのサンマ初水揚げの「一番船」、全国へ向けた大船渡港さんま直送便の「出発式」といったイベントも計画。サンマにまつわる物語を冊子にまとめる「さんま100の話」は5月から募集を開始するという。

 最終ゴールに位置づけた「三陸大船渡さんままつり」では、各地で催される「さんままつり」の日本一を目指し、「さんま焼き師」の人数でギネス認証にも挑戦する。「焼き師」を養成する検定も行うこととしている。

 地域振興委も事務局が「円滑な事業運営のため予算確保など最大限努力する」とバックアップへの意向を示した。

 合同会議は今後、月1回程度開催し、事業の進ちょく状況など情報共有することとしている。