華やかに大船渡PR、18代つばき娘の3人任命(別写真あり)
平成28年4月29日付 7面
大船渡市観光物産協会(齊藤俊明会長)は28日、椿の里・大船渡のPR役となる第18代「大船渡つばき娘」として、市内の女性3人を任命した。任期は1年で、4(水)5(木)の2日間にわたって開かれる「三陸・大船渡碁石海岸観光まつり」でデビュー。市内外の各種観光イベントなどに参加しながら、復興へ前進する大船渡の魅力を明るい笑顔で発信していく。
碁石観光まつりでデビュー
つばき娘は、各種観光イベントなどに参加し、椿の里・大船渡の紹介や情報発信を行う観光大使。民間企業などからの推薦を受けて毎年度任命している。
18代目となったのは、金野舞さん(19)=猪川町、アマタケ勤務、今野悠さん(27)=盛町、さいとう製菓勤務、中村友美さん(23)=大船渡町、北日本銀行大船渡支店勤務=の3人。
任命式は大船渡商工会議所で行われ、初々しい赤いジャケット姿の3人と17代つばき娘の田村安衣さん(23)と野々浦美紗希さん(25)、観光物産協や市の関係者が出席。初代「つばきムスコ」を務める市のPRキャラクター「おおふなトン」も臨んだ。
齊藤会長が先代の3人の活動を労ったあと、18代の3人に任命書を手渡し、「復旧や復興が進むとともに、大船渡の知名度は着実に上がっていると確信している。皆さんには大船渡の海の幸のおいしさなどたくさんの情報を発信してもらい、交流人口拡大への活躍を期待したい」と激励した。
先代の2人とおおふなトンからたすきを引き継ぎ、観光大使としての意欲も高めた3人。金野さんは「観光客の皆さんにまた大船渡に来たいと思ってもらえるよう、地元の皆さんには笑顔や元気を与えられたら」、今野さんは「大船渡のいいところがまだまだあると思うので、わたし自身も散策しながら広めていきたい」と笑顔。岩泉町生まれの中村さんは「大好きになった大船渡の海の幸を発信したい」と話していた。
任期は5月1日から1年間。5月4日開幕の碁石海岸観光まつりから活動を本格スタートさせる。