55チーム440人参加へ、クッブ組み合わせ決定/住田町で10月2日

▲ 役場周辺では大型模型やのぼり旗でPR=世田米

160825-7面 クッブ組み合わせ 希望郷いわて国体住田町実行委員会(委員長・多田欣一町長)は、10月2日(日)に町運動公園ふれあい広場で開催する国体デモンストレーションスポーツ・クッブの出場チームと組み合わせを決めた。小学生以下のジュニアには住田町内から10チームが出場。一般には県内外から45チームが集い、出場総数は55チーム、約440人となる。
 クッブは木材を利用した的当てゲームで、1チーム6人で行う団体戦。陸上のリレー競技で利用するバトンに似た木の棒を、相手チームの陣地内にある木の的に狙って投げる。
 自然を舞台に誰でもすぐに試合ができるとあって、近年人気が高まっている。町では「森林・林業日本一の町づくり」発信や、スポーツ・レクリエーション活動の活発化も見据え、普及を図ってきた。
 1チームの選手は6~10人。実行委では7月1日から8月10日まで出場チームを募集した。誰でも〝国体優勝〟のチャンスがあり、予想を上回る申し込みとなった。
 一般の部には住田町から16チーム、気仙両市からは7チームが参加。盛岡市や花巻市など県内陸部の11チームに加え、三重県や山梨県を含む県外からも同数がエントリーした。
 住田を会場とした全国大会での上位チームも含まれており、熱戦が予想される。町外からの参加を超え、地元住民との交流や、新たな振興策につながるきっかけづくりにも期待が集まる。実行委では物産や食分野のPRをはじめ、住田らしい「おもてなし」の充実にも力を入れる。
 競技では、3チームごとに分かれたリーグ戦を実施したあと、1位チームは決勝トーナメントに進出。2位同士、3位同士による交流トーナメントも予定されている。
 ジュニアの部も3、4チームによる総当たり戦に続き、上位、中位、下位に分かれて再び試合を行う。全チームとも3試合以上できる日程を組んだ。
 雨天決行で、受け付けは午前9時。開始式は同30分で競技開始は10時から。表彰式は午後3時を予定している。
 各部門1~3位に賞状とトロフィー、4~8位に賞状をそれぞれ贈るほか、参加者全員に国体参加の証となる記念章・記念品を授与する。
 一般の部の組み合わせは別表。ジュニアの部の参加チームと組み合わせは次の通り。
 ▽1組=下在(世田米)月山もりもりレンジャー(下有住)八日町8(上有住)
 ▽2組=恵山チーム(上有住)住田ファイブリーフ(同)外舘スーパーキッズ(下有住)
 ▽3組=住田町Jr選抜(世田米)両向子供会(上有住)月山・やる気マンマンボーボーズ(下有住)坂本子供会育成会(上有住)