選抜選手と切磋琢磨を、菅野君(高田一中バスケ部)参加/東京できょうから育成キャンプ
平成28年9月17日付 8面
日本バスケットボール協会(JBA)の選手育成事業「U(アンダー)―13ナショナルジュニアユース育成キャンプ」に、陸前高田市立第一中学校の菅野ブルース君(1年)が参加する。第1回キャンプは17日から19日(月)までの3日間で、本県から唯一臨む菅野君は「成長できるよう全力で頑張る」と意気込む。
この事業は世界に通用する選手育成を目指し、年代に応じたフィジカルトレーニング、技術指導を行うもの。
U―13のメンバーは、書類審査などを経て全国から選ばれた中学1年の男子20人、女子19人。17日からの第1回を皮切りにそれぞれ3日間の日程で計4回のキャンプが東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで行われる。
アメリカ生まれの菅野君は幼少期にNBA(アメリカプロバスケットボールリーグ)の試合を観戦し、「いつか自分もNBAでプレーしたい」と夢を抱くようになった。8歳で陸前高田市横田町に引っ越してからは地元のスポ少に入団し、技術を磨いてきた。
ポジションはオフェンスの中心となるPF(パワーフォワード)。身体能力の高さを生かしたキレのあるドリブルなどが持ち味だ。
身長175㌢と長身だが、キャンプに参加する同世代の中にはすでに190㌢ほどの選手もいるという。「どれほど通用するのか不安が大きい。ゴール下のポストプレーにもっと磨きをかけたい」と語る。
日本に移り住んだ当初は文化の違いに戸惑いもあったが、いまでは「人も優しく、自然いっぱいのこのまちが好きになった」とすっかり〝高田っ子〟に。「家族やチームメートからも応援してもらっている。陸前高田、岩手の代表としてしっかり頑張る」と力を込める。
同校男子バスケ部顧問の長根泰斗教諭(25)は「全国の選手と練習する貴重な機会。高いレベルの環境で多くのことを吸収してきてほしい」と期待をかける。






