5部門で市勢功労者、本年度は8個人が受賞/陸前高田

161102-1陸前高田市勢功労者 陸前高田市は1日、本年度の市勢功労者を発表した。市議会や地区の運営、コミュニティー、社会教育、医療、消防とそれぞれの分野でひたむきかつ地道な活動を続け、市勢発展に多大な貢献を果たした8個人(故人含む)をたたえる。

 

表彰式は4日開催

 

 今年の受賞者は自治功労、教育文化功労など5部門にわたる。表彰式は4日(金)午後1時から、高田町のキャピタルホテル1000で開催。昨年秋、今年春の叙勲受章者5人も合わせて祝賀する。
 功労者と功績内容は次の通り。

【自治功労】
 ▽故・清水幸男氏(しみず・ゆきお)=平成19年から28年までの3期9年間にわたり市議会議員を務めた。23年から産業建設常任委員長、27年からは監査委員も歴任し、市勢発展に尽力。今年3月に肺炎のため死去した。
 広田町字六ヶ浦。享年70。
 ▽戸羽照夫氏(とば・てるお)=平成13年から28年までの15年間にわたり小友町第6区区長を務めた。24年からは市区長会会長に就任し、行政連絡事務や地域振興などに貢献した。
 小友町字谷地館。75歳。
 ▽松田恒雄氏(まつだ・つねお)=平成20年から27年まで横田地区コミュニティ推進協議会会長を務めた。21年からは市コミュニティ推進協議会連合会監事も歴任し、市政発展に尽くした。
 横田町字舞出。69歳。
【教育文化功労】
 ▽佐々木美代子氏(ささき・みよこ)=平成23年から28年まで市地域女性団体協議会会長を務めた。地域社会の発展に寄与するとともに、災害時の女性の役割と防災意識の高揚に努めた。
 横田町字袋沢。75歳。
 ▽及川邦夫氏(おいかわ・くにお)=昭和59年から現在までスポーツ推進委員を務める。スポーツ振興のために指導助言を行うなど、地域の社会体育の振興に貢献している。
 高田町字中和野。77歳。

【民生功労】
 ▽吉澤 熙氏(よしざわ・ひろし)=昭和60年から現在まで鳥羽医院で地域医療を推進する。市内小中学校の学校医も務め、児童生徒の健康増進に寄与している。小友町字鳥越。80歳。

【治安功労】
 ▽佐藤隆雄氏(さとう・たかお)=昭和55年に消防団入団以来、35年間にわたり消防業務に精励した。平成24年から矢作分団長を務め、団員の指導育成や地域住民の防火思想の普及に尽力した。矢作町字清水川。59歳。
 ▽伊藤康夫氏(いとう・やすお)=昭和55年に消防団入団以来、30年間にわたり消防業務に精励した。平成21年から横田分団長を務め、組織の充実強化や地域住民の防火思想の普及のため力を尽くした。横田町字袋沢。60歳。