写真部門で優秀賞、日頃市中の村上さん/内閣府の作品コンクール
平成28年12月13日付 6面

内閣府の平成28年度「家族や地域の大切さに関する作品コンクール」で優秀賞を受賞した村上さん=日頃市中学校
内閣府が実施した平成28年度家族や地域の大切さに関する作品コンクールの写真部門で、大船渡市の日頃市中学校(村上洋子校長)1年の村上葵さんが優秀賞を受賞した。東日本大震災から5年8カ月が経過したなか、一人ひとりが前を向いて頑張っていることを表現した作品で、同校では喜びに包まれている。
同コンクールは、内閣府が定める「家族の日」(11月第3日曜日)・「家族の週間」(家族の日の前後各1週間)を啓発する活動の一環として実施している。
本年度は、写真部門のテーマ1「子育て家族の力」に110点、テーマ2「子育てを応援する地域の力」に37点、手紙・メール部門の小学生の部に426点、中・高校生の部に608点、一般の部に123点が寄せられた。審査の結果、5部門でそれぞれ最優秀賞1点、優秀賞5点が選ばれた。
村上さんが優秀賞を受賞したのは、写真部門のテーマ2。「前を向く~てをとりあって」というテーマで、村上さんの妹2人を、同町内の道路のそばで後ろ向きに写した。
コンテストの審査員からは「震災から5年がたち、いまだ復興途上ということを忘れがちになるが、今生きている人たちを常に応援する気持ちでいたいと思わせる一枚」と評価された。
同校では、カメラメーカー大手のニコン(東京都)から「中学生フォトブックプロジェクト」の支援を受けており、その一環として寄贈されたコンパクトデジタルカメラ40台を使って、フォトブックの制作に取り組んでいる。
村上さんの作品も、このカメラを使って撮られたもの。所属する同校の総合文化部の活動のひとつとして、同コンクールに応募した。
受賞について「びっくりした。入賞するとは思っていなかったので、とてもうれしい」と喜ぶ村上さん。「自分のカメラを持って歩けるのは楽しいし、これからもいろいろな写真を撮れたらいいなと思う」と笑顔で話していた。
同校では、13日の全校朝会で、村上さんに表彰状を伝達。全校生徒で村上さんの受賞を祝うこととしている。






