7月15・16日に開催、8回目のケセンロックフェス/種山ヶ原で

▲ 今年も2日間開催は決まったケセンロックフェスティバル(写真は昨年の様子)

 ケセンロックフェスティバル(KRF)実行委員会(村上健也委員長)は7日、野外音楽イベント・KRFを7月15(土)16(日)の両日、住田町の種山ヶ原イベント広場で開催すると発表した。合わせて、TILITILIとthe band apartの出演も決定。8回目となるイベントの詳細は随時、ホームページなどで発信する。
 KRFは、国内外で活躍する著名なバンド、アーティストらが出演する音楽の祭典。平成20年に大船渡市で開いた「OFUNATO ROCK  FESTIVAL」を前身とし、翌21年に種山で初開催。東日本大震災が発生した23年は断念したものの、24年に復活後は毎年実施している。
 地域の若者が手づくりでイベントを築きあげ、ひたむきな頑張りや気仙の復興を後押ししようと人気アーティストが集結するロックフェスとして定着。昨年は7月16、17の両日に行われ、2日間で約5000人を動員した。
 今年も、2日間開催が決定。初回から出演を続け運営面でもバックアップするthe band apartや地元バンド・TILITILIなど、数々のアーティストが出演し、音楽を中心とした多彩なステージを繰り広げる。
 種山の自然を楽しみに訪れる家族やグループも多く、会場にはテントがズラリと並ぶ。気仙地域の物産や飲食店などのブース開設など、地域の魅力発信にも期待が集まる。
 村上委員長(48)は「今年は(大船渡市のライブハウスでKRFスタッフ、出演者ともかかわりが深い)フリークスの本設元年。勢いをつけるためにも、KRFもどんどん発信したい。学割をはじめ地元住民への発信にも力を入れるほか、長くイベントを続けるためにも次世代を担うスタッフも育てたい」と語る。今月下旬以降、KRFの公式ホームページで詳細を発信することにしている。