陸前高田市の一般社団法人ＳＡＶＥ　ＴＡＫＡＴＡ（佐々木信秋代表理事）が主催する「はまかだスポットガイド展示会」は22日、同市高田町の市コミュニティホールを会場にスタートした。身近な〝はまかだスポット〟を知ってほしいと、多くの来場を呼びかけている。
　はまかだスポットガイドとは、市が推進している「はまってけらいん、かだってけらいん運動」を実践している場所（＝はまかだスポット）の〝見える化〟を目的とした取り組み。今回の展示会は、はまかだ運動について広く理解してもらうとともに、市内には多くのはまかだスポットがあることを周知しようと企画された。
　会場には、はまかだ運動の考え方や効果といった基礎知識を伝える展示のほか、市内にあるはまかだスポットを詳しく紹介するコーナーも設けられた。このうち、はまかだスポットの紹介コーナーでは、約２００件の事例を趣味・親子・運動・地域などのカテゴリーに分類して掲示。来場者が身近なはまかだ情報を地図上に追加していく「おらいのはまかだ」という取り組みも行われている。
　はまかだスポットガイドを担当する同法人の佐藤睦志さん（44）は、「はまかだは身近にあるということと、ちょっとしたおしゃべりも人の役に立つということに気付いてもらえたら」と期待を寄せていた。
　展示は23日、26日（日）、27日（月）にも行われる。また、23日の午前10時からはバランスとんぼ作り＆竹とんぼ飛ばし大会、パステルアート、27日の午前10時からと午後１時からはパステルアート、アロマクラフトの体験イベントもそれぞれ実施。イベントは事前予約なしで参加できる。
　問い合わせは同法人（℡47・３２８７）へ。