大船渡東 1回戦で敗退、東日大昌平(福島)に3─7/第64回春季東北高校野球(別写真あり)

▲ 【大船渡東─東日大昌平】息の合った連係プレーで投手陣をもり立てた大船渡東の内野陣=仙台市民球場
善戦むなしく初戦で姿を消した大船渡東ナイン=同

善戦むなしく初戦で姿を消した大船渡東ナイン=同

 第64回春季東北地区高等学校野球大会は8日、宮城県の仙台市民球場など2会場で開幕。初日は1、2回戦4試合が行われた。本県第3代表の大船渡東は、1回戦で福島県第3代表の東日大昌平と対戦。序盤、逆転でリードを奪う展開となったものの再逆転を許した三回以降、突き放され、3─7で敗れた。

 

序盤にリードも逆転許す

 

 大会には、東北6県で地区予選、県大会を勝ち抜いた18校が出場。トーナメント戦で春の東北一を争う。
 初日は、仙台市民球場で開会式を実施。出場各校の選手が入場した中、初出場となった大船渡東も勇ましい行進をみせた。
 大船渡東はその後、同球場で行われた1回戦第1試合で東日大昌平と対戦。大船渡東は初回、1点を先制されたあと1死満塁のピンチが続いたが、併殺で最少失点にとどめた。
 続く二回、大船渡東は2死二、三塁の好機で、8番・志田が右中間へ適時三塁打を放ち、2─1と逆転。しかし、三回に2点を奪われ、逆転を許したあと、五回に2点、六、七回にもそれぞれ1点を加えられ、リードを5点に広げられた。
 食い下がる大船渡東は最終回、1死一、二塁の場面で、1番・野々村が左前適時打を放ち、4点差。2死後、3番・尾﨑の右前打で満塁としたが、続く4番・佐藤啓が中飛に倒れ、無念の初戦敗退となった。
 試合結果次の通り。
大船渡東
020000001|3
10202110×|7
東日大昌平
 (大)岩城、佐藤飛、志田─尾﨑
 (昌)新田、志賀、滝口─梨本
 ⚾三塁打=志田(大)
 ⚾二塁打=伊藤、柳葉2、梨本(昌)