9競技で熱戦展開、気仙地区中総体が開幕
平成29年6月18日付 3面
気仙地区中学校体育連盟(会長・佐藤謙二大船渡中校長)主催の第64回気仙地区中学校総合体育大会は17日、気仙3市町で開幕した。各競技に挑む選手らは、これまで磨いてきた技をぶつけ合い、県大会への出場権をかけ熱戦を展開している。大会は19日(月)まで。
中総体は、選手相互の親睦交流と心身の健全育成、競技技術向上を目指す中学生スポーツの祭典。気仙地区大会で上位入賞した団体・選手は、県大会への出場権を得る。
地区大会初日は、3市町を会場に軟式野球、バレーボール、バスケットボール、ソフトテニス、卓球、サッカー、柔道、剣道、バドミントンの9競技を実施。
このうち、バスケットボール会場の高田一中体育館では、開会式でバスケットボール競技の昆野賢寿専門副部長が「自分たちの最高のプレーができるように、そして今までの努力の成果を形として残すことができるように、試合終了のブザーが鳴るまであきらめることなく頑張ってほしい。会場の皆さんには、生徒の頑張りに大きな声援と拍手をお願いします」とあいさつ。
来賓の山田市雄陸前高田市教育長も「皆さんはこの日を目標に、自らの向上に毎日励んできたと思う。今まで練習してきたものが十分に発揮され、素晴らしい試合になるよう期待している」と祝辞を贈った。
選手宣誓を務めたのは、末崎中女子バスケ部主将・櫛引あおいさん(3年)。「日ごろの練習の成果を十分に発揮し、これまで支えてくれた方々に感謝し、最後まで正々堂々戦い抜く」と誓った。
各会場では、選手らが練習の成果を発揮し白熱の試合を展開。互いに引かない接戦が繰り広げられ、周囲で見守ったチームメートや保護者らの声援にも熱がこもった。
18日は6会場で5競技、19日は住田町運動公園野球場で軟式野球の1競技を行う。屋外競技は雨天順延。
大会結果は後日掲載予定。