夏の高校野球県大会/大船渡東ベスト8進出、4回戦で花巻北に快勝

▲ 【大船渡東─花巻北】八回、5点目となる適時打を放つ大船渡東の2番・磯谷=県営球場

きょう、準々決勝で宮古と

 

 第99回全国高校野球選手権岩手大会は9日目の17日、盛岡市の県営球場などで4回戦合わせて4試合が行われた。気仙勢で唯一勝ち残っている大船渡東は同球場第1試合で花巻北と対戦し、5─1で快勝。平成20年の開校以来、夏の県大会で初めてベスト8進出を果たした。
 大船渡東は大会10日目の18日、花巻球場第2試合の準々決勝で宮古と対戦する予定だったが、雨のため試合は中止となり、19日に順延された。
 大船渡東─宮古の準々決勝は、同日午前11時から県営球場で行われる。

 

投打かみ合い会心の勝利
大船渡東

 大船渡東は初回、1番・野々村の四球と犠打、3番・佐藤啓の右前安打と盗塁で1死二、三塁としたあと、暴投で野々村が生還し1点を先制。佐藤啓も三塁に進み、4番・山﨑の犠飛で2点目を入れた。
 二回には、2死一、二塁から佐藤啓が中前適時打を放ち、1点を追加。
 さらに八回、7番・志田、8番・野々浦の連続安打や盗塁でつくったチャンスから、2番・磯谷の適時打などで2点を加え、5─0とリードを広げた。
 投げては、先発の岩城が六回まで被安打1、無失点と好投。
 七回から登板した佐藤飛も、失点を最終回の1点に抑えるなど投打がかみ合い、5─1で快勝した。
 ▽4回戦
大船渡東
210000020|5
000000001|1
花巻北
 (大)岩城、佐藤飛─尾﨑
 (花)畠山、佐々木健─高橋
 ⚾二塁打=尾﨑(大)