子どもたち集まれ!、米崎町に「みちくさハウス」/陸前高田(動画、別写真あり)

▲ 大人に見守られながら、思い思いに遊びを楽しむ子どもたち=米崎町

 子どもの居場所づくりを中心とした子ども支援事業などを展開している陸前高田市のNPO法人パクト(水野朝紀代表理事)は26日(水)、子どもが気軽に集える遊び場「みちくさハウス」を、米崎町字川内の米崎保育園そばにオープンする。これを前に23日、開設を祝うプレオープンイベントを開催。あいにくの雨天となったが、朝から続々と子どもたちが訪れ、室内で自由に遊びを楽しんだ。

 

26日にオープン、NPO法人パクトが開設


 同法人は平成23年7月、陸前高田と県外の有志によって設立。市内4カ所を会場に「みちくさルーム」を実施するなどし、子どもたちがのびのびと遊んだり学んだりできる場所を提供している。
 みちくさハウスは、米崎町内の古民家を借り受けて開設。子どもたちが安全に遊べるよう畳やトイレなどを改修したほか、ボランティアの協力を得て庭をきれいに整えた。子どもだけでなく、保護者の憩いの場としての活用にも期待が寄せられる。
 プレオープンイベントは、雨のために予定していた屋外での企画を中止し、室内での遊びとみちくさハウスのお披露目が中心となった。
 訪れた子どもたちは、チョークで扉に絵を描いたり、かるたやジェンガなどのオモチャで遊んだりと、新しくできた遊び場を満喫。重厚な造りの室内を見回したり、興味津々といった様子で黒電話の受話器を耳に当ててみたりと、古民家ならではの雰囲気も楽しんだ。
 同法人で子ども支援を担当する古野安寿子さん(32)は、「震災で子どもたちが自由にのびのびと遊べる場所が少なくなってしまった。縁あって広いお庭がある立派な古民家を借りられたので、子どもたちにはこれまで遊べなかった分も遊んでもらえたら」と期待し、楽しげな様子で遊ぶ子どもたちを優しく見守っていた。
 みちくさハウスの開設日は毎週水、金曜日。開設時間は午後1時~同5時で、時間中はスタッフが常駐する。利用料は無料。10台分の駐車スペースがある。
 同法人では、みちくさハウスは託児・保育サービスを提供する施設ではないこと、施設利用時のケガや事故に関しては施設が加入する保険が適用されること、未就学児が施設を利用する場合は保護者が同伴することなどを、利用にあたっての留意点として挙げている。
 問い合わせは、同法人の事務所(℡47・4977)、または担当の古野さん(℡080・6290・9966)へ。