今年は役場前で開催、10月29日に産業まつり/住田町

▲ 本年度の開催要項を確認=住田町

実行委で確認

 第23回すみた産業まつり第1回実行委員会は14日、住田町役場で行われた。要項や役割分担などについて協議し、10月29日(日)午前9時~午後3時の開催を確認。昨年までは町農林会館前や生活改善センターなどを会場としてきたが、今年は役場前駐車場とし、交通量が多い国道107号に近い位置で活気を発信する。
 実行委は町や町農業委員会、大船渡市農協、気仙地方森林組合、町商工会、町観光協会の各代表、事務局長らで構成。

本年度の会場となる役場前=住田町

本年度の会場となる役場前=住田町

 この日は各団体関係者ら約10人が出席。冒頭、実行委員長を務める神田謙一町長が「町の産業をアピールするだけでなく交流の場にもなっており、より良いものにしていきたい」とあいさつした。
 産業まつりは実りの秋を祝うとともに、町内外に広く住田の店舗や産物をPRすることで販売促進や産業振興を図ろうと毎年開催。農業、林業、商工の各参加型イベントや演芸グループの出演などが計画されている。
 会場は、役場前の芝生を囲む形で駐車場などに出店ブースを設け、国道107号側には催事場も設ける。芝生は休憩スペースとして活用。来場者の駐車場は、農林会館前や旧役場などを想定している。
 昨年に続き第33回気仙スギまつりとの同時開催で、隣接する町運動公園野球場では、林業機械体験を予定。駐車場内ではチェーンソーアートの実演があり、隣接する社会体育館では小中高校生による作品展などが計画されている。
 催事内容としては、恒例の「五穀豊穣餅まき大会」やスタンプラリーなどを実施。産直コーナーや商工会加盟店による「びっくり市コーナー」が設けられ、軽トラ市、トヨタ自動車による物販、遊休農地解消実証圃の成果展示、アツモリソウ栽培講習会も行われる。
 今年は新たに、住田フーズ海外研修生による出展も行われる見通し。町内外から40前後の個人・団体の出展が見込まれる。
 実行委では9月下旬まで出展者を募集する。
 問い合わせは同実行委(℡46・2111、役場内)へ。