気仙の3人が代表入り、中学バレーボール/12月に都道府県対抗大会
平成29年9月24日付 7面
今年12月に大阪府大阪市で開かれるJOCジュニアオリンピックカップ第31回全国都道府県対抗中学バレーボール大会(日本バレーボール協会など主催)に臨む本県女子代表に、気仙から陸前高田市立第一の2人と大船渡市立第一の1人が選ばれた。前回大会で本県女子は、過去最高のベスト16入りを果たし、今年はさらなる高みを目指す選手たち。気仙勢の活躍にも期待がかかる。
岩手女子の活躍期待
大会は、将来のオリンピック選手発掘、中学生バレーボールのレベルアップ、チームの交流などを目的に毎年開催。今年は、男女ともに各都道府県代表48チーム(開催地枠含む)が出場。大阪市中央体育館などを会場に12月25日開会し、26~28日に試合が行われる。
本県女子メンバーは1次、2次、最終選考を経て3年生11人、2年生1人の12人が選出された。気仙からは佐藤那津美さん(高田一3年)、村上ゆずさん(同)、佐藤紅葉さん(大船渡一3年)が代表入りした。
練習は今月から毎週末行われており、23日は高田一中体育館で実施。午前8時~午後4時ごろまで汗を流した。
強化に取り組むのは、複数のアタッカーが連動するコンビバレー。昨年は、体格で他チームに劣るものの、多彩な攻撃が機能し、グループリーグ全勝、悲願の決勝トーナメント1回戦突破を果たし、岩手の歴史を塗り替えた。
今年は、さらに攻撃のバリエーションを増やし、相手によって選手やフォーメーションをかえる「全員バレー」でベスト8入りを目指す。昨年は細かな技術練習から始めたが、今年は早い段階で選手たちに「連動」の意識を植え付けようと、実戦的な練習に時間を割いている。
攻撃の司令塔を担うのが、セッターで副主将の那津美さん。「昨年の大会でコンビバレーが通用すると分かった。ベスト8以上を目指して頑張る。副主将としての自覚ももって練習に臨む」と気を引き締める。
身長170㌢以下はアタッカーにまわれないという大会規定により、学校ではエースアタッカーを担う村上さんと紅葉さんはレシーバーを務める。
村上さんは「コンビバレーができるよう、しっかりセッターにボールを返すのが仕事。確実にレシーブしたい」と意気込み、紅葉さんは「選手全員が集まれる練習は限られる。時間を大切に使って大会に挑みたい」と力を込める。
高田一中教諭で、昨年に続いてチームを率いる大和田智恵監督は「前回の大会を経て、ベスト8以上をという選手たちの士気も高い。体格や技術で劣っても、それを戦術でカバーできるようなチームに仕上げていく」と語る。






