グラフ/大漁旗に感謝込め 9年ぶり〝五年祭〟、吉浜新山神社復興祈願式年大祭
平成29年10月12日付 3面

▲ 新山神社、市杵嶋姫神社、大海津見神社のみこしや虎舞、権現様などを乗せた多くの漁船が吉浜湾を巡航した
大船渡市三陸町吉浜に鎮座する新山神社(渡邊栄子宮司)の復興祈願式年大祭は8日、盛大に催行された。平成20年以来9年ぶり、東日本大震災後は初めてとなる〝五年祭〟では、四つの祭組が余興奉納したほか、根白漁港での海上渡御では、みこしなどを乗せた大小の漁船が大漁旗を翻しながら吉浜湾内を巡航。これまで各方面から差し伸べられてきた復興支援の手に感謝をささげるとともに、海陸安全や大漁豊作を祈った。

船上で舞う権現様㊤と虎舞

みこしを乗せた船では大漁旗を手に踊りを披露

本郷、扇洞、根白、千歳の各祭組が余興奉納した

各祭組では大迫力の太鼓も

新山神社で披露された虎舞

吉浜湾内を巡航し、海陸安全などを願った

笑顔で漁船の出港を見守る来場者たち

子どもたちも手踊りを見せた

港に着いたみこしに権現舞をささげる

船にみこしをのせ、海上渡御へ