「高齢者から学ぼう!」、世田米で18日に開催/参加者募集

▲ 子どもたちと高齢者をつなぐイベントを企画した重野さん㊧と宮竹さん=世田米

インターン生が企画

 

 住田町の一般社団法人SUMICA(村上健也代表理事)が受け入れているインターンの大学生2人が18日(日)、小中高生を対象とした高齢者との交流イベントを開催する。地元の子どもたちが地域の歴史や生活習慣を知る高齢者から学び、住田の魅力に理解を深めてもらおうと企画。参加者を広く募集している。
 同法人が指定管理を担うまち家世田米駅を拠点としているのは、重野未来さん(19)=金沢大学人間社会学域法学類2年、長野県出身=と、宮竹千晶さん(19)=筑波大学生命環境学群生物資源学類1年、千葉県出身。先月19日~今月27日の日程で活動している。
 2人は、復興庁による本年度春期の「復興・創生インターン」に参加。人手不足の解消などを目的としている。
 これまでは「子どもと高齢者をつなぐイベントを」というSUMICA側の期待に応える形で、企画立案を進めてきた。
 今回、第1弾として「住田はかせになろう!」とのテーマで開催する。
 まち家世田米駅や町保健福祉センターにブースを設け、小中高生がそれぞれを訪ね、高齢者から話を聞き、住田の歴史や新たな魅力にふれてもらう内容。「昔の遊びは」「昔の食事は」「どのような産業があったか」といったテーマを計画している。
 重野さんは「子どもたちにとって、今まで知らなかった新しい住田を発見できる機会になれば」と期待を込める。
 開催は午前9時からで、まち家世田米駅に集合。午前中に話を聞き、まち家世田米駅内で高齢者らとともに昼食。午後は聞いた内容をまとめ、発表する流れで行う。
 高校生は、小中学生のコーディネート役も担ってもらう。午前と午後、いずれかの参加にも対応する。参加費は昼食料金込みで500円。申込締切は16日(金)。
 申し込み、問い合わせは一般社団法人SUMICA(℡22・7808)へ。