県中学春季バレーが開幕、女子3チームが8強入り/会場地の気仙勢 (別写真あり)

▲ 気仙を会場に県中学校春季大会が開幕=高田町

 県バレーボール協会(小笠原義文会長)主催の第26回県中学校春季バレーボール大会は5日、気仙地区の3会場で始まった。男子24チーム、女子32チームが出場し、気仙勢は女子3チームがベスト8進出を決めた。準々決勝、準決勝、決勝は6日、陸前高田市総合交流センター(夢アリーナたかた)で行われる。
 気仙勢は、男子の大船渡一と、女子の高田第一、高田東、吉浜、世田米・日頃市・越喜来合同の4チームが臨んだ。男女ともに3セットマッチのトーナメントで県一の座を競い合っている。
 会場は、4月に高田町にオープンした夢アリーナたかたを主会場に、大船渡市盛町の市民体育館、住田町下有住の町生涯スポーツセンターの3会場。
 5日は女子の1、2回戦24試合が夢アリーナで、男子の1、2回戦、準々決勝20試合が市民体育館、生涯スポーツセンターでそれぞれ行われ、競技前には各会場で開始式が行われた。
 このうち、夢アリーナでは小笠原会長が「普段の努力の積み重ねが大きな目標を達成する近道。声を出し合い、練習の成果を発揮してほしい」とあいさつ。
 選手を代表し、高田第一の菅野莉実主将(3年)が「気仙地区で県大会が開かれること、仲間とともにプレーできることに感謝し、3年生最後の夢である中総体につながるよう最高のプレーをする」と宣誓した。
 7月の県中総体を占う前哨戦として注目が集まる県春季大会。気仙勢は女子の高田第一、吉浜、世田米・日頃市・越喜来合同が1、2回戦を突破し、準々決勝に駒を進めた。高田東は2回戦で上野に敗れた。
 男子の大船渡一は1回戦で下橋に敗れ、2回戦進出はならなかった。
 6日は、男子の準決勝、決勝、女子の準々決勝、準決勝、決勝がそれぞれ夢アリーナで行われる。決勝は男子が午前11時15分、女子が午後0時30分から。
 気仙勢の初日の結果次の通り。
 【男子】
 ▽1回戦
 下  橋 2─0 大船渡一
 【女子】
 ▽1回戦
 世・日・越 2─0 厳  美
 高田第一 2─0 厨  川

 吉  浜 2─0 田老第一
 高田東 2─0 花巻北
 ▽2回戦
 世・日・越 2─0西  根
 高田第一 2─0南  城
 吉  浜 2─0下小路
 上  野 2─0高田東