春の高校野球/大船渡が初戦敗退、盛岡中央に2─3(別写真あり)
平成30年5月20日付 6面

▲ 【大船渡─盛岡中央】九回、大船渡は敵失で鈴木雄が生還し1点差に=一関球場
きょう、高田が釜石と対戦
第65回春季東北地区高校野球県大会は19日、一関市の一関運動公園野球場など3会場で開幕し、1回戦8試合が行われた。気仙勢は大船渡が盛岡中央と対戦したが、2─3で敗れ、初戦で姿を消した。20日は高田が釜石と対戦する。
大会には、各地区予選を勝ち抜いた30校が出場。27日(日)まで計6日間、上位3チームに与えられる東北大会(青森県、6月7日〜11日)への出場権をかけ、トーナメントで争う。
大船渡と盛岡中央の試合は、一関球場で行われた。二回までに2点を失った大船渡は三回、四球と盗塁で2死二塁としたあと、3番・熊谷が適時打を放ち、1点を返した。
しかし六回、大船渡は1点を失い、再び2点を追う展開に。八回までに9奪三振を奪い、盛岡中央を3失点に抑えた先発・佐々木朗の力投に応えたい打線は最終回、8番・鈴木雄からの3連続安打で無死満塁と一打同点の好機を迎えたが、得点は敵失による1点にとどまり、2─3と惜敗した。
大会2日目の20日は、1回戦7試合を実施。高田と釜石は、金ケ崎町森山総合公園野球場の第1試合(同10時)で対戦する。
大船渡の試合結果次の通り。
▽1回戦
大船渡
001000001|2
11000100x|3
盛岡中央
(大)佐々木朗─熊谷
(盛)高橋、古舘─湊
⚾二塁打=熊谷(大)葛西、長崎、湊(盛)