「マイ☆スター」と体験を、町観光協会がモデルコース紹介/住田

▲ 町協会ホームページ上でインストラクターが提案する体験メニューを紹介

 住田町観光協会(泉田静夫会長)は、平成29年度に認定した里山暮らしインストラクター「すみたマイ☆スター」と楽しめる体験メニューをまとめ、協会ホームページ上でモデルコースの紹介を始めた。気仙川での遊びや遺跡探訪、散策など、各インストラクターが持つ強みを生かした内容がそろっており、協会では今後も交流人口拡大策の一つとして情報発信に力を入れる。
 インストラクターは、町内在住の10人に委嘱。地域をこよなく愛するメンバーが、地元住民しか知らない〝秘境〟や遊び、歴史文化を伝える。
 これまで観光振興面では重視されていなかった地域固有の資源を新たに活用し、体験型・交流型の要素を取り入れる「ニューツーリズム」への注目度が高まっている。少人数で楽しみながら地域住民と深い関係を築くことで、毎年リピーターとなって訪れたり、SNSや口コミで魅力が発信されるといった広がりが期待される。
 同協会でも、こうした体験型観光への問い合わせは増加傾向にあるという。こうした中、ホームページ上でインストラクター10人を紹介し、それぞれが提案する体験メニューを取りまとめた。
 気仙川でのアユ釣りや栗木鉄山巡り、洞窟探検、川魚つかみどり、種山散策、ブルーベリー収穫、砂金採りなど、いずれも住田の自然や歴史文化を楽しめるものばかり。日帰り観光を基本とし、川釣りなどは時期が限定される。
 団体の受け入れ可否や体験時間、集合場所から解散までの行程、グループ単位での体験料金なども記載。時間や体験内容の希望に合わせた調整もできる。
 各メニューとも、体験希望日の2週間前までに申し込む。問い合わせ、申し込みは同協会(℡46・2111内線237)へ。