まちと一緒に盛り上がろう、今年も「ロックウイーク」/15日まで

▲ 多彩な販売が今年も予想される飲食ブース(昨年の様子)=種山

KRF実行委企画

 住田町の種山ヶ原イベント広場特設ステージで14(土)、15(日)の両日開催されるケセンロックフェスティバル(KRF)に合わせ、同実行委員会(村上健也委員長)は1日から「ケセンロックウイーク」を開催する。15日まで気仙の各店舗などで税込み3000円以上の購入・サービスを受けると、KRF会場内の飲食ブースで利用できる500円の食事券が得られる。実行委は、東日本大震災からの復興へと歩む商業地域などへの活性化に期待を込める。

 

3000円以上購入で食事券

 

 同フェスティバルは国内外で活躍する著名なバンド、アーティストらが一堂に会するライブイベント。9回目を数える今年も、2日間にわたり計17組がステージに立ち、熱演を繰り広げる。
 自然を生かした体験企画や飲食ブース、テントを広げてくつろげるスペースも確保され、毎年地元内外から多くの音楽ファンが訪れる。今年も両日それぞれ、2000人超の来場が予想される。
 実行委は気仙3市町の有志を中心に構成。イベントの開催を通じて商店や飲食店などの利用を促進していこうと、昨年初めて「ウイーク」を開催。実行委の予想を上回る利用があったことから、今年も企画した。
 15日までの間に、気仙3市町の商店や飲食店などで税込み3000円以上利用したKRFの来場者が対象。レシートや領収証、入場チケットなどを会場内の実行委本部に持参すると、会場内の飲食ブースで使える500円の食事券(1回分)がもらえる。
 レシートは、利用した日付と店舗の住所が記載されていることが条件。複数レシートでの合算は不可とする。
 実行委の村上委員長(50)は「KRFに来てくれる人の思いを、地域経済に少しでも還元したい。飲食や買い物をしたものが分かるレシート、領収書を持ってくるだけなので、誰でも気軽にサービスを受けられる。新しく生まれつつあるまちと一緒に、イベントを盛り上げていくことができれば」と語る。
 ケセンロックフェスは両日とも、開演は午前10時30分で、終演は午後7時。チケットはチケットぴあ、ローソンチケット、イープラスで取扱中。入場券は1日券(各8000円)のみで、テント泊は不可。
 中高生対象の学割チケットは、1日券が2000円。サン・リアショッピングセンター案内所などで取り扱っている。
 駐車券は1日ごとに3000円で、ローソン・ミニストップ店頭のLoppiで対応しているが、会場駐車券は両日とも完売。会場まで無料シャトルバスで送迎する越路駐車券は購入できる。
 出演アーティストや両日の日程、シャトルバスや学割チケットの対応などの詳しい内容は、同イベントの公式ホームページ(http://kesenrockfes.com/)で確認できる。