夏の高校野球県大会/高田ベスト8ならず、きょう大船渡東が登場(別写真あり)
平成30年7月17日付 6面

きょう、大船渡東が登場
第100回全国高校野球選手権記念岩手大会は8日目の16日、県内2球場で4回戦4試合が行われた。気仙勢は、高田が一関学院に敗れ、ベスト8進出はならなかった。15日の3回戦では、大船渡東が宮古を下し、4回戦に進出。気仙勢で唯一、勝ち残っている大船渡東は、17日の花巻球場第2試合(午後0時30分)で盛岡商業と対戦する。
中盤に反撃みせるも届かず
高田
花巻球場第2試合に登場した高田は初回、2死一、二塁から連続適時打を許し3失点。二回にも1点を奪われ、序盤から苦しい展開となった。
高田は四回、1死二塁から4番・佐々木倭が適時二塁打を放ち、1点を返したあと、6番・加藤の適時二塁打で2点目。なおも得点機が続いたが、140㌔台の直球で押す一関学院の先発・滝田(末崎中出身)の前に後続が絶たれた。
その後も打線が沈黙した高田は七回、1点を追加され、3点を追う展開に。粘りをみせたい高田だったが、八、九回も無得点に抑えられ、2─5で敗れた。
▽4回戦
高 田
000200000|2
31000010x|5
一関学院
(高)村上敏、菅野─佐々木倭
(一)滝田─吉田
⚾二塁打=志田、佐々木倭2、加藤(高)、吉田、田中(一)

【大船渡東─宮古】七回、大船渡東の7番・濱守の適時打で江刺が生還。リードを4点に広げた=森山球場
4─2で宮古下し16強入り
大船渡東
大会7日目の15日は3回戦8試合が行われ、大船渡東が金ケ崎町の森山球場で宮古と対戦した。
大船渡東は初回、2死一、三塁の場面から5番・松野が左前適時打を放ち1点を先制。五回には、2番・菊地、3番・熊谷翼の連続安打と四球で無死満塁とし、松野の犠飛で1点を加えた。
さらに七回、7番・濱守の適時打で3点目を挙げた大船渡東は八回、熊谷翼の適時打で1点を追加し、リードを4点に広げた。
大船渡東の先発・菅野は、相手打線を五回まで無得点に抑える好投。六回から登板した2番手の千葉陸は八回に2失点するも、最終回を無失点に抑え、大船渡東が4─2で逃げ切った。
▽3回戦
大船渡東
100010110|4
000000020|2
宮 古
(大)菅野、千葉陸─熊谷翼
(宮)三浦、芳賀、門場─門場、福士
⚾二塁打=佐々木2、三浦、門場(宮)