大船渡一(男子)・高田東(女子)V、気仙地区中学校駅伝競走大会/住田で(動画、別写真あり)
平成30年8月26日付 6面
気仙地区中学校駅伝競走大会兼岩手県中学校駅伝競走大会予選会(同地区中体連、気仙3市町教委主催)は25日、住田町営野球場周回コースで行われた。オープン参加を含め、気仙12校から男子22チーム、女子20チームが出場。男子は大船渡一が昨年に続き優勝を飾り、女子は高田東が5連覇を達成した。
長距離を完走する気力と体力を養い、スポーツ精神の高揚を図るとともに、気仙地区内中学校相互の融和を図ろうと毎年開催。男女とも気仙の全12校がエントリーし、これに男子10、女子8のオープン参加が加わった。
開会式は消防住田分署駐車場で開催。選手を代表し、世田米の菊池康生選手(3年)が「練習の成果を出し切り、応援して下さる方々に元気を届け、関係者の皆さんに感謝が伝わる走りをする」と、力強く宣誓した。
男子は6区間18㌔で、全区間とも3㌔。女子は5区間12㌔で、1区と5区は3㌔、2~4区は2㌔で争われた。
スタート、ゴール、中継点はいずれも同球場付近に設けられ、昭和橋を渡り世田米商店街などを駆け抜ける周回コースで行われた。
厳しい暑さの中で行われた女子は、高田東が序盤から独走。5区すべてで区間賞を獲得する完全優勝を飾った。
続く男子は、時折強い降雨に見舞われるなど、不安定な天候下でのレースに。大船渡一は前半の混戦から抜け出すと、4区で金野礼慈選手(2年)が区間新の好走で引き離し、終盤も安定した走りで栄冠を手にした。
県大会は、10月5日(金)に花巻市で行われる。男子は大船渡一と2位の末崎に加え、盛岡一周継走で上位に入った高田東が出場。女子は高田東と、2位の大船渡が挑む。
男女の総合順位は次の通り。区間順位などは後日掲載予定。
【男子】
▽学校代表①大船渡一(水野杏慈、千田昂典、白石青葉、金野礼慈、向澤聖頼、角田大地)58分52秒②末崎(志田哉希、熊谷颯太、古館純季、紀室遥斗、笹野泰樹、和田健太)1時間1分28秒③高田東1時間1分29秒④高田第一1時間2分25秒⑤有住1時間4分4秒⑥大船渡1時間4分34秒⑦吉浜1時間5分55秒⑧世田米1時間7分17秒⑨日頃市1時間8分15秒⑩綾里1時間9分6秒⑪越喜来1時間9分36秒⑫赤崎1時間10分37秒
▽オープン参加(全区間出場チームのみ)=大船渡一1時間3分29秒、高田東1時間5分4秒、末崎1時間5分40秒、大船渡1時間9分27秒、高田第一1時間10分41秒、有住1時間11分16秒、世田米1時間13分51秒、吉浜1時間14分26秒、赤崎1時間15分16秒
【女子】
▽学校代表①高田東(長野桜帆、大和田知優、伊藤留那、花輪実礼、朝倉栞己)48分48秒②大船渡(及川美麗、金野莉緒奈、志田みなみ、永澤丈佳、新沼雅子)50分22秒③大船渡一51分0秒④末崎51分34秒⑤有住52分2秒⑥高田第一52分17秒⑦吉浜52分57秒⑧越喜来54分22秒⑨綾里54分22秒⑩世田米55分16秒⑪赤崎56分39秒⑫日頃市58分46秒
▽オープン参加(全区間出場チームのみ)=高田東51分55秒、高田第一52分54秒、大船渡54分3秒、末崎57分28秒、吉浜1時間0分6秒、有住1時間0分33秒