各種体験多彩に、盛駅会場に「3鉄まつり」/大船渡(動画あり)
平成30年9月2日付 8面

岩手開発鉄道、三陸鉄道、JR盛岡支社による第21回「3鉄まつり」は1日、大船渡市盛町の盛駅前を主会場として行われた。各種体験や展示など多彩な催しが開かれ、多くの親子連れでにぎわった。
地域活性化の機運を盛り上げるとともに、鉄道3社の魅力を発信しようと毎年開いている催し。この日は、市内外から約2000人が訪れた。
オープニングセレモニーでは、三陸鉄道の中村一郎社長が「来年3月、三陸鉄道は久慈から盛まで163㌔が一本につながる。新たなリアス線にもご乗車いただければ」と述べ、JR盛駅の佐藤英喜駅長、岩手開発鉄道の岡田真一社長もそれぞれあいさつした。
盛大に餅まきが行われたあと、大船渡東高太鼓部が迫力ある太鼓の音を響かせ、三陸町の吉浜、綾里、越喜来、釜石市の上中島、平田の各こども園園児たちによる沿線園児ダンス大会も催された。
さらに、JR東日本盛岡支社のイメージキャラクター・新幹線トレインジャーのショーやミニSLの運行も行われ、会場には多くの子どもたちの歓声が響き渡った。
保護者や友人らと訪れた佐藤蒼海君(3)=立根町=と小田島虎太郎君(2)=赤崎町=は「みんなとミニSLに乗って楽しかった。また乗ってみたい」と笑顔を見せた。
このほか、盛駅構内車両基地では三鉄車両の運転体験が催されたほか、開発鉄道はレールスター(軌道自転車)乗車体験、機関車展示、貨車開閉や車輪旋盤の実演、部品販売などを行った。ポケモンとのふれあいコーナーも設けられて人気を集めた。
来年3月23日には、JR山田線(釜石─宮古)が三鉄に移管され、三陸鉄道南リアス線と北リアス線がつながって久慈から盛までが一本化された新たな路線「リアス線」(163㌔)が開通する。「南リアス線」としては今回の3鉄まつりが最後だが、イベント自体は継続して開催していく予定。