インターン学生が新企画、市内の若者にインタビュー/おおふなこポータル
平成30年9月16日付 3面
大船渡情報総合サイト「おおふなこポータル」(https://ohfunako-portal.com/)で18日(火)、県外の学生2人による新企画「くるみまるに教えて!大船渡のここが好きっ!」がスタートする。同サイトを運営する大船渡市の㈱アローリンクスでインターン中の学生2人が、市内の若者たちから聞いた「おすすめスポット」を巡るというもの。8月から1カ月余りにわたって行われてきたインターンシップの集大成でもあり、同社では多くの閲覧を呼びかけている。
大船渡の「おすすめ」は?18日から順次公開
おおふなこポータルは、同市の魅力を広く発信する会員参加型の情報ウェブサイト。登録会員による口コミや記事の投稿のほか、大船渡のPR、観光、移住・定住などにかかわる情報を全国に発信している。
新たな企画を手がけているのは、福島高等専門学校5年の鈴木淑乃さん(20)と弘前大学3年の髙原舞さん(21)。
2人は、学生の実践型インターンシップのコーディネートなどを手がけるNPO法人wiz(ウィズ、中野圭理事長)を通して、8月16日からインターンを開始した。
同社では、市内の飲食店や観光スポットの取材などを実施。鈴木さんが「くるみゆべし」、髙原さんが「もちまる」のハンドルネームで、同サイト内の「みんなの投稿」コーナーに、記事投稿している。
新企画の内容は、高校生や20代の若者に「おすすめスポット」などをインタビューし、その様子を動画で撮影。さらに、2人が実際に巡った様子も紹介するというもの。鈴木さんは「取材で、いろいろな人と接したり、さまざまな場所を巡っているうちに、大船渡には『ここにしかない良さがある』と感じた。大船渡の良さを地元の人たちに再確認してもらったり、子どもたちにもっと知ってもらいたいと思って企画した」と、立案の経緯を説明する。
取材は今月7日にスタート。市内の商業施設などで3日間にわたって街頭インタビューを敢行し、計15人から「お気に入りの場所」「衝撃的で忘れられない味」など、さまざまな切り口で「大船渡のおすすめスポット」を聞き取った。
インタビューの様子などは、18日から同サイト内の特設ページで順次公開される。
髙原さんが一時帰省中のため、鈴木さんが中心となって公開前の詰めの作業を実施。26日(水)で終了するインターンの集大成でもあり、作業の手に力がこもる。
「端的に分かりやすく物事を伝えることが苦手だったけど、それが改善されてきているかも」と成長を実感する鈴木さん。新企画については「市外の人が見ても、大船渡は魅力的なまち。そのことを動画を見て知ってほしい。いろいろな人に(同サイトへ)訪れてほしい」と話し、閲覧を呼びかけている。






