オリンピアンと市内スポ少14チームが夢の交流、コナミ体操選手が特別参加/陸前高田(動画、別写真あり)
平成30年12月18日付 6面


綱引き大会も盛り上がりを見せた
陸前高田市のスポーツ少年団交流スポーツフェスティバルは16日、高田町の市総合交流センター(夢アリーナたかた)で開かれた。今年は、リオ五輪体操男子団体で金メダルを獲得したコナミスポーツ体操競技部の選手らも特別参加。日ごろ各競技の練習に励む子どもたちが、オリンピアンと交流し、夢のひとときを過ごした。
同フェスタは、陸前高田市教委が主催。青少年の健全育成、各スポ少団員の相互の交流を目的に毎年開催しており、今回は今春開館した夢アリーナを初めて会場とした。
また、東日本大震災被災地の復興を支援しているコナミグループ社員会、㈱コナミスポーツクラブが共催。リオ五輪団体金メダリストの山室光史選手、田中佑典選手、加藤凌平選手をはじめ、国内外の大会で輝かしい成績を残す同競技部の選手10人、監督とコーチ3人が招かれた。
市内のスポ少14チームから合わせて約140人が参加。開会式では、選手を代表して横田野球スポ少の村上慧真君(横田小5年)が宣誓した。
はじめに綱引き大会が行われ、トーナメントで市内一の座を争った。
決勝は、高田東Jr野球スポ少Aと長部野球スポ少Aが対戦。両チームの選手たちが力を合わせて綱を引き、観戦する父母や他チームの声援がアリーナいっぱいに響き渡った。
結果、高田東Jr野球スポ少Aが2―0で勝利。同チームは、エキシビションマッチとしてコナミの体操選手たちとも綱引きで勝負し、ひときわ盛り上がりを見せた。
その後の体操教室では、コナミの選手たちの指導を受けながらマット運動に挑戦。東京2020オリンピックを2年後に控える中、前回大会の金メダリストらと和やかに交流した。
高田東Jr野球スポ少Aの黄川田釉壬主将(小友小6年)は「いろいろなチームと対戦できて楽しかったし、コナミの選手が陸前高田に来てくれてうれしい」と笑顔を見せた。
綱引き大会の上位チームは次の通り。
▽順位①高田東Jr野球スポ少A②長部野球スポ少A③高田野球スポ少A、高田東Jr野球スポ少B