昭和の光景よみがえる、大船渡でジオラマ展(別写真あり)

▲ 多くの市民が会場を訪れてジオラマを眺めた

須崎の商店街を再現


 大船渡市大船渡町の市防災観光交流センターで4、5の両日、同町須崎地区の昭和の商店街を再現したジオラマ展が開かれた。同地区の住民ら多くの人が来場してジオラマを眺め、昔話に花を咲かせた。
 ジオラマ展は「昔のまちなみを思い出して懐かしんでほしい」と、同町の㈱菊池組が昨年8月に続いて開催。前回は、昭和40年代の大船渡駅周辺の様子を再現したジオラマや当時の雑誌、生活用品などが展示され、多くの来場者でにぎわった。
 2回目の今回は、昭和40~50年代、須崎地区の目抜き通りで営業していた洋品店やパチンコ店、果物店、電気店などの商店街を再現。同社で工事課長を務める菊池静さん(56)が中心となり、昔の写真や記憶をもとに製作した。
 須崎の商店街に加え、前回の大船渡駅周辺のジオラマも展示。昭和のチラシやバスの定期券も飾られ、当時運行していた国鉄の車両キハ40系気動車も走らせるなどして、かつての町内のにぎわいをジオラマでよみがえらせた。
 両日とも、同センターを訪れた市民らがジオラマの前で足を止めて昔懐かしい光景を見つめ、自身の思い出と景色を重ね合わせていた。
 大船渡町の海山明夫さん(52)は「小学生ぐらいの時のまちなみで、よく買い物をしていた店もあったので懐かしい気持ちになった」とジオラマを眺めていた。
 菊池さんは「これからどんどん再現の範囲を広げていきたい」と意気込んでいる。