児童の歓声 響き渡る、横田小学校で「校庭開き」/陸前高田(別写真あり)

▲ 復旧した校庭を走り回る児童ら

 仮設住宅の撤去と校庭の復旧工事が完了した陸前高田市の横田小学校(城生野成則校長、児童56人)で18日、「校庭開き式」が行われた。児童らが復旧に携わった関係者に感謝を示すとともに開放を喜び、校庭を駆け回って大きな歓声を響かせた。
 横田中学校が平成28年度に第一中学校と統合したことにより、横田小学校は29年1月、旧・横田中学校校舎に移転した。
 旧横田中校庭には震災後、仮設住宅94戸が整備された。市が策定した応急仮設住宅の撤去・集約化の基本方針により、校庭など学校用地は優先的に撤去・集約化が進められ、昨年10月に撤去が完了。その後は校庭復旧が進められてきた。
 校庭復旧工事は同12月中に完了。冬休み中に町内の仮設グラウンドから遊具を移設し、3学期が始まった同日、校庭が開放された。
 この日は始業式終了後に校庭開き式が行われ、城生野校長が「いろんな方の助けや苦労があって校庭が使えるようになったことを、忘れないでほしい。感謝の気持ちを持って思いっきり校庭で遊んで、地域にみんなの声を響かせてほしい」と呼びかけた。
 その後、児童数と同じ56羽のハトを青空に放ち、校庭の開放を盛大に祝った。
 式後は休み時間となり、児童らが約8000平方㍍の広々とした校庭を駆け回って、思う存分体を動かした。
 児童会長の村上倖彗君(6年)は「今まで狭い所で遊んでいたので、広い所で遊べるようになってうれしい。走ったり、サッカーしたり、思いっきり遊びたい」と話していた。
 校庭では今後、運動会や野球スポ少の練習、屋外での体育授業なども行われる。