青空に歓声こだま 竹馬など昔遊びも充実 箱根山一帯で子どもまつり 陸前高田(別写真あり)

▲ 親子で竹馬や竹とんぼなどを体験

氷上共鳴会がまつりのオープニングを飾った

 子どもまつりは、児童らの健全な育成を願って同館と同会が5月5日の端午の節句に毎年開催。東日本大震災後は、市内に遊び場所が減った中で、子どもたちが誰にも遠慮せず大きな声を出したり、思い切り走り回れる場としても定着した。

 この日は、同市の太鼓団体・氷上共鳴会(鈴木武幸会長)の演奏で幕開け。新緑きらめくくっきりとした青空にこいのぼりがゆうゆうと泳ぐ中、同会のメンバーが心弾むリズムを響かせ、大人も子どもも気持ちよさそうに体を揺らした。
 伝承館の敷地内には、箱根振興会の会員が竹馬、竹とんぼといった手製の昔遊び道具を用意したほか、高田高校JRC同好会や各種団体のボランティアらが協力して輪投げや金魚すくいなどの出店を運営。広田湾産の蒸しガキといった飲食物販売も好評を博した。

 また、震災後から同市の子どもたちを支援している神奈川県横浜市のNPO法人「こどもりクラブ」から贈られたつみき遊びコーナーも用意され、子どもたちが木を積み上げたりさまざまな形を作ったりして楽しんだ。
 同館そばにある「わんぱくの森」では、ローラー滑り台や帆船型の「わんぱく丸」が大人気。子どもたちは、森の中のアスレチックコースを楽しみながら自然と体を鍛えた。
 息子の幸弘君(小友小4年)と娘の夏帆さん(同1年)を連れて遊びに来た同町の大和田啓市さん(46)は、「箱根山は子どものころから登っている場所。昔と比べて道路もよくなり、気軽に遊びにこられるので助かっている」といい、幸弘君と夏帆さんもローラー滑り台や出店などを満喫した様子だった。