高田 コールド発進 盛岡市立下し2回戦へ きょう、大船渡が登場(別写真あり)

▲ 【高田─盛岡市立】県大会初戦でコールド勝ちを収めた高田=大平球場

 第66回春季東北地区高校野球県大会は17日、二戸市の大平球場など3会場で開幕し、1回戦7試合が行われた。気仙勢は同日、高田が盛岡市立にコールド勝ちし、2回戦に進んだ。大会2日目の18日は、プロ野球ドラフト1位指名候補の佐々木朗希投手を擁する大船渡が登場し、釜石と対戦する。
 大会には、各地区予選を勝ち抜いた29校が出場。26日(日)までの日程でトーナメント戦を展開し、上位3校には東北大会(6月、山形県)への出場権が与えられる。
 沿岸南地区第2代表の高田はこの日、大平球場の第2試合に登場。初回、先頭の大和田から打線がつながり、3連打で満塁とすると、1死後、5番・佐々木歩の中前適時打で2点を先制。その裏に1点奪われたが、四回に3番・志田の3点適時二塁打などで4点を加えた。
 六回には、2死後に2番・熊谷と4番・千葉大の適時打で3点を追加。八回は、敵失や7番・千葉恒の2点適時打などで一挙5点をあげ、大きくリードを広げた。
 打線の援護のもと、高田の先発・黄川田は四回まで1失点と好投。五、六回に3点を失ったが、2番手・佐藤眞が盛岡市立の反撃を2点に抑え、コールド勝ちした。
 高田は19日(日)に大平球場で行われる2回戦の第1試合(午前10時)で一関学院と対戦する。
 18日は1回戦の残り6試合を実施。沿岸南地区第1代表の大船渡は、ライジング・サン・スタジアム(野田村)の第1試合(午前10時)で同第3代表の釜石と顔を合わせる。
 高田の試合結果次の通り。
高 田
20040305|14
10001211|6
盛岡市立
(八回コールド)
 (高)黄川田、佐藤眞─平野
 (盛)四月朔日、米島、村田、髙橋─吉田
 ⚾二塁打=志田、大和田、千葉大(高)