参院選2019/現新3氏が立候補予定 きょう公示、舌戦スタートへ

 任期満了に伴う第25回参議院議員通常選挙は4日、公示される。岩手選挙区(改選1)は立候補予定者の顔ぶれが固まり、現職と新人の3氏の争いとなることがほぼ確実。21日(日)の投開票に向けた選挙戦に突入する。
 参議院の定数は、昨年7月の公職選挙法改正で6増え、選挙区148人、比例区100人となった。今回の改選数は選挙区が74、比例区が50となる。岩手選挙区の改選数は従前通りの1。
 3日現在で岩手選挙区に立候補を予定しているのは、50音順に政治団体「NHKから国民を守る党」(N国党)の新人・梶谷秀一氏(53)=東京都新宿区、自民党公認で公明党推薦の現職・平野達男氏(65)=北上市・3期、立憲民主、国民民主、共産、社民の各党が推薦する無所属の新人・横澤高徳氏(47)=矢巾町=の3氏。
 立候補の届け出は、4日午前8時30分から県庁で行われる。梶谷氏は遊説は行わず、動画投稿サイトで訴えを広げたいとしている。平野、横澤両氏はいずれも盛岡市内で第一声を上げる予定。
 このほか、県内からは「全国区」となる比例に、立憲民主党公認の新人・中村起子氏(54)=盛岡市=が出馬を予定している。
 6月3日現在の気仙の選挙人名簿登録者数は、大船渡市が3万1514人(男1万5014人、女1万6500人)、陸前高田市が1万6770人(男8124人、女8646人)、住田町が4853人(男2365人、女2488人)となっている。