2019全国高校野球選手権岩手大会/大船渡13年ぶりベスト4 きょう、一関工業と対戦(別写真あり)

▲ 【大船渡─久慈】試合終了後、勝利を喜ぶ大船渡ナイン=県営球場

 第101回全国高校野球選手権岩手大会は10日目の22日、準々決勝4試合が行われ、大船渡が県営球場第2試合で久慈と対戦した。エースの佐々木朗希を休ませた大船渡は、4点のリードを守り切れず、2試合連続で延長戦に突入。一打サヨナラの場面をしのいだあと、十一回に2点を勝ち越し、6─4で久慈を下した。大船渡のベスト4入りは13年ぶり。決勝進出をかけ、大船渡はきょう一関工業と対戦する。

 

延長十一回、勝ち越しの内野安打を放つ大船渡の千葉=同

準々決勝で久慈に6─4

2試合連続で延長戦制す

 

 大船渡は四回、相手守備の乱れをついて2点を先制。六回には、四球と連打で無死満塁の好機をつくり、8番・佐藤の2点適時打でリードを広げた。
 しかしその裏、2点を奪われ、七回には守備の乱れからさらに2点を許し、同点に追いつかれた。
 試合はこのまま延長戦に突入。十一回、大船渡は死球で出た2番・三上が3番・熊谷温の内野ゴロの間に二塁に進み、4番・及川惠の右前打で1死一、三塁。続く千葉の適時打で均衡を破り、その後7番・鈴木も左前適時打を放ち、2点を勝ち越した。
 プロ注目の大船渡の佐々木はこの日登板せず、大和田と和田が継投。大和田は五回まで無安打に抑え、八回に交代した和田も被安打1、無失点と好投し、チームを勝利に導いた。
 先発の大和田は「チーム全員で今日勝って、(準決勝に)つなげなければと思い、強気で投げた」と試合を振り返った。
 十回裏、2死一、三塁と一打サヨナラの場面で踏ん張り、得点を許さなかった和田は「後ろに仲間がいると思って思い切り投げた。(佐々木)朗希が投げない時でも負けないようにする」と力を込めた。
 十一回に勝ち越しの内野安打を放った千葉は「〝なんとか1点を〟と思いながら打席に入った。いい場所に打てて良かった」と充実した表情。「みんなともっと長く試合をしたい」と、次の一戦へ意気込みを見せた。
 気仙勢の準決勝進出は、第99回大会の大船渡東以来2年ぶり。
 大会11日目の24日は、県営球場で準決勝2試合を実施。大船渡は第2試合(午後0時30分)で同じノーシードの一関工業と戦う。
 大船渡が準決勝に勝利すれば、平成10年の第80回大会以来21年ぶりの決勝進出となる。
 ▽準々決勝
大船渡
00020200002|6
00000220000|4
久慈
    (延長十一回)
 (大)大和田、和田─及川惠
 (久)丹治─渡辺
 ⚾三塁打=熊谷(久)