8888匹を無料提供 25日に「初さんま祭」 大船渡

▲ イベントをPRするポスター

 大船渡市赤崎町の蛸ノ浦漁港で25日(日)、「第7回大船渡市初さんまうにアワビ帆立かきホヤわかめ祭」(未来蛸ノ浦実行委員会主催)が開かれる。大船渡港に水揚げされたサンマ8888匹を炭火焼きにして無料で振る舞うほか、各種海産物の販売、多彩なステージイベントを予定している。本番までに水揚げが間に合わないことから当日は大船渡産の冷凍サンマを使用する。
 同実行委員会(鎌田和昭会長)は、地元の鎌田水産㈱や町内有志で構成。大船渡の海の幸をPRするまつりイベントは「地域のますますの盛り上がりと大船渡の復興の一助に」と企画され、今年で7回目を迎える。毎年、県内外から多くの人が訪れて秋の味覚を楽しんでおり、「日本一早いさんま祭」として人気を博している。
 昨年には、「三陸大船渡さんままつり」と統合。これにより、同まつり実行委を構成していた市や市観光物産協会、大船渡水産物商業協同組合が初さんまうにアワビ帆立かきホヤわかめ祭に協力している。
 本番を前にした19日、赤崎町の鎌田水産㈱本社で今年4回目となる実行委員会が開かれ、委員ら約20人が出席。イベントスケジュールや会場レイアウトを確認した。
 当日は、サンマ炭火焼きの振る舞いに加え、地元歌手やゲストよるステージ公演も繰り広げられる。時間は午前8時30分〜午後3時ごろ。雨天決行。