東京五輪の新種目で交流 白熱の3×3バスケ大会 大船渡(別写真あり)
令和元年10月8日付 7面

一般の部は高さとスピード感あるプレーが連続
「3×3(スリーバイスリー)バスケットボールOFUNATO CUP」(3×3OFUNATO実行委員会主催)は6日、大船渡市大船渡町のキャッセン・モール&パティオ駐車場で開かれた。来年の東京オリンピック・パラリンピック大会に向けた「復興『ありがとう』ホストタウン」交流事業の一環で、一般と中学生の2部門に市内外の15チームが出場。選手らは、東京2020大会から新種目として採用される3×3バスケを通じて白熱した戦いを繰り広げ、交流も深め合った。
2部門に15チーム参加
復興ホストタウン事業で
3×3は3人制のバスケットボール競技。コートサイズは通常のバスケットボール競技のほぼ半分で、両チームが1カ所のゴールにシュートし、得点を競い合う。近年、世界中に広がりをみせており、来年の東京オリンピックでは、新種目としての採用が決まっている。
同市は、東京オリンピック・パラリンピックの参加国や地域と東日本大震災の被災地が交流を図る「復興『ありがとう』ホストタウン」に登録。震災での復旧支援などで縁があるアメリカ合衆国と、各種交流事業を行っている。
3×3の大会は、同市と同市教育委員会が共催し、大船渡青年会議所と同市バスケットボール協会が後援。3×3の体験を通じてアメリカとの交流を推進し、東京オリンピック・パラリンピック大会の機運醸成を図ろうと企画した。
この日は一般の部に6チーム、中学生の部には9チームが出場。会場には3×3用の本格的なコートが設けられ、開会式に続いて競技に入った。
各部門3チームずつ、一般は2ブロック、中学生は3ブロックでそれぞれ総当たり戦、1試合7分間の予選リーグを実施。その後、各ブロックの1位チームが総当たり戦(1試合10分間)で順位を決めた。
選手らは、日ごろからのチームワークを発揮しながら試合を展開。開会直前までの雨天でコートが滑りやすく、思うような動きがとれない場面も見られたが、各チームの選手は素早いパスや相手の隙を見たシュートなどを次々と繰り出し、得点へとつなげた。外国人選手の参加もあり、地域を超えた交流も深め合った。
中学生の部に出場し、開会式で選手宣誓を務めたUNITEの吉田空良選手(末崎3年)は「3×3は小学生のときに一度プレーしたことがある。雨のせいで滑りやすかったが、できるプレーはしっかりとできた。バスケはやっぱり楽しい」と笑顔を見せた。
会場には選手の家族や友人、市内ミニバススポーツ少年団の子どもたちが集まり、エールを送りながら迫力あるプレーの数々を間近にした。
地元のスポ少・OFUNATO小勉族ミニバスクラブに所属する新沼裕斗君(大船渡小学校6年)は「間近でいろいろなプレーを見られるのはうれしいし、勉強になる」と、井上創太君(大船渡北6年)は「中学生の試合は体も大きく、プレーも速い。中学生になったら参加したい」と話し、目を輝かせていた。
熱戦の結果、一般は柏 勉族(千葉県柏市)が優勝し、PIERROT(ピエロ、宮城県気仙沼市)が準優勝を獲得。最優秀選手賞にはてつ選手(柏 勉族)、敢闘賞にはダーク選手(PIERROT)が選ばれた。
中学生は決勝で2戦全勝のWe are strong(大船渡)が頂点に立ち、準優勝に1勝1敗のパソコン部選抜(大船渡一)、3位に音速プーさんズ(同)が入賞。最優秀選手賞には新田啓(ひらく)選手(We are strong)、敢闘賞には大塚遥仁選手(パソコン部選抜)が輝いた。






