気仙の来春高卒者就職、内定率60・7%で発進 ここ10年で4番目の高さ 9月末現在

 大船渡公共職業安定所(中村剛裕所長)は、管内(気仙2市1町)の令和2年3月新規高校卒業予定者に対する9月末現在の職業紹介状況をまとめた。同月から就職選考が開始され、内定率は60・7%となった。直近10年では4番目の高さとなり、好調なスタートとなった。
 同職安によると、気仙光陵支援学校高等部を含む5校を合わせた気仙地区内の来春高校卒業予定者504人のうち、学校や職安の紹介による就職希望者は122人(男子75人、女子47人)。就業希望地は、気仙地区内が63人、気仙以外の県内が26人、県外が33人となっている。
 新規高卒予定者を対象とした職安の求人受け付けは6月から始まり、同職安には9月末までに99件259人の求人が寄せられている。前年同月と比べると16件83人減っているが、求人数でみると東日本大震災前の平成21年度(同22年3月卒業予定者対象)の5倍強。有効求人倍率は4・11倍。生徒数の減少も背景に、3年連続で4倍台の高水準となっている。
 今年の就職試験は9月16日から解禁され、各事業所が選考を開始。同月末時点で就職先が内定したのは、前年同月と同じ74人(男子46人、女子28人)。
 内定率は60・7%。同月末時点での内定率は、震災前はおおむね40%台だったが、25年からは50~60%台で推移しており、今シーズンも堅調を維持。直近10年では4番目の高さとなった。
 内定先の内訳は、気仙地区内が39人(男子24人、女子15人)、県内他地区が14人(男子8人、女子6人)、県外が21人(男子14人、女子7人)。
 職業別にみると、製造業がもっとも多い23人(男子16人、女子7人)で、卸売・小売業15人(男子11人、女子4人)、宿泊・飲食サービス業8人(男子3人、女子5人)、複合サービス業6人(男女各3人)、サービス業6人(男子4人、女子2人)、建設業5人(男子4人、女子1人)などと続く。
 22年度以降の9月末現在の内定状況は別表。