冬休みに心ワクワク 小中学校で終業式ピーク 気仙(別写真あり)

▲ 「よい年を!」と帰りのあいさつをする児童たち

 気仙3市町の小中学校で25日、2学期の終業式がピークを迎えた。終業式が行われた各校では、児童・生徒が2学期の学校生活を振り返るとともに、長期休みの過ごし方についても確認。3学期に元気な姿で再会することを誓いながら、冬休みに向けて心を弾ませていた。
 この日終業式が行われたのは、気仙3市町の合わせて24小中学校。
 このうち、陸前高田市の竹駒小学校(志田知美校長、児童52人)では、志田校長が2学期の行事や出来事などを振り返り、「さまざまな行事を体験し、みなさんは大きく成長したと思う。これから冬休みに入るが、『あいさつ』『心遣い』『手伝い』の3点を意識し、今年1年間の感謝の気持ちを持って、休みを有意義なものにしてほしい」とあいさつした。
 続いて、1、3、5年生の代表者が「2学期に頑張ったことと、冬休みの目標」と題して作文を発表。2学期にできるようになったことや上達したことなどを振り返りながら、学習面やスポーツでの目標を堂々と話していた。
 このあと、冬休み中の注意事項を確認し、全校で校歌を合唱した。
 式後は各学年でホームルームが行われ、児童らは来年1月17日(金)から始まる3学期に元気に再会することを約束しながら、新年も健康に過ごしていくことを誓っていた。
 佐々木莉来(りら)さん(1年)は「2学期は水泳で長い距離を泳げるように頑張りました。冬休みに頑張りたいことはスポーツで、特に縄跳びをたくさん跳べるように練習したいです」と話していた。
 気仙の小中学校の終業式は、きょうまでにすべての学校で行われる。