震災から9年1カ月 生涯学習の拠点がきょう開館 陸前高田市民文化会館

▲ 11日に開館を迎え、13日から一般の利用を始める「奇跡の一本松ホール」

 東日本大震災の発生から9年1カ月となる11日、陸前高田市高田町の中心市街地に整備された市民文化会館「奇跡の一本松ホール」が開館する。津波で全壊した市民会館と中央公民館の機能を一体化させた芸術・文化、生涯学習の拠点。多彩な行事や市民活動を通じた交流促進も期待され、13日(月)から一般の利用を開始する。
 同会館は、商業施設「アバッセたかた」のそばにあり、平成30年6月に着工。敷地は1万4207平方㍍で、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)3階建てと木造平屋を組み合わせて整備し、延べ床面積は3591平方㍍。総事業費は27億4889万円で、災害復旧費補助金、震災復興特別交付税を充てた。
 愛称の「奇跡の一本松ホール」は広田小の児童が考案したもので、市が公募した865点の中から選ばれた。
 11日は、現地で開館記念式典を行う。新型コロナウイルス感染症予防のため、出席者数を予定の3分の1程度に絞り、式典の時間も短縮する。名古屋フィルハーモニー交響楽団による記念コンサートは中止となった。
 12日(日)は午前9時から午後3時まで一般向けに施設内を公開する。
(3面に関連記事)