トークアイ109/マスクを作ろう㊤

今週の当番 ヨシエ
 トーカイ女子部の一員でありながら、なんと6年半ぶりの登板…ごめんなさい。あまりにも久しぶりすぎるので、パンダになりました…。新型コロナウイルスの感染拡大でマスク不足が深刻ないま、各所で手作りマスクが紹介されている中で作り方を考えてみました。


身の回りの材料で、できるだけ簡単に


 新型コロナウイルスが、国内外で猛威を振るっています。岩手ではまだ感染者が出ていないものの、予防のうがいと手洗いは必須。さらに会話やせき、くしゃみをしたときに近くの人につばなどが飛ばないよう、マスクの着用も心がけたいところです。
 しかし、マスクはいま、なかなか手に入らない状態。こうした中で、マスクを手作りする人も増えているそう。そこで、身の回りにある材料を使ったマスクを作ってみたいと思います。今回は、家に眠っていたり、100円ショップなどで手に入りやすいハンカチを用いました。型紙も必要ありません。
 なお、あくまで周囲への飛まつを防ぐためのマスクです。完成後や使用後は必ず洗濯をし、清潔を保って使ってくださいね。


ミニタオルを使用して


【材料】
ミニタオル(20×20㌢…子ども・女性向け、25×25㌢…男性向け)
ゴムひも(長さ35~40㌢を2本、ヘアゴム、リボンでも可)
縫い針、まち針、糸、定規
※ミシン、手縫いのどちらでもできます

 

ミニタオルを半分に折って表面(絵柄に合わせて決める)を下にし、両脇を2㌢分内側に折り込んで、まち針で押さえる

両脇を折り目から1・5㌢程度を残し、それぞれ縫い付ける。上下の部分1㌢程度は重ね縫いをする。手縫いの場合は、表裏の縫い目を確認しながら針を入れていくときれいに仕上がる

ゴムひもの入り口部分は、かがり縫いを3回程度行って補強する。針は表側に出し、「あ」から「い」の順に糸を通す(ミシンは重ね縫いのみでOK)

両脇にゴムひもを1本ずつ通し、結んだら完成(マスクの大きさやゴムの長さは、使用する人に合わせて調整してください)


ハンカチなら接着剤でも


【材料】※マスク2枚分
ハンカチ(40㌢四方)
ゴムひも(長さ35~40㌢を4本、ヘアゴム、リボンでも可)
縫い針、まち針、糸、または布用接着剤、定規
※ミシン、手縫いのどちらでもできます

 

ハンカチは半分に裁断する

裁断したものを写真③になるよう、中心線に沿って半分ずつ折る(縫い付ける場合は折るだけでよい)。接着剤を使う場合は、折り込む側の両端に点状につける

③をさらに半分に折る。接着剤を付ける際は、両端のみで可

両脇の端に接着剤を付け、2㌢分内側に折り込んで貼り合わせる(ゴム通し口を1・5㌢ほど残すように)

残る片側も同様に貼り付け、接着剤が乾くまで待つ

青⑤

両脇を2㌢分内側に折り込み、まち針で押さえる

青⑥

両脇を折り目から1・5㌢程度を残し、それぞれ縫い付ける。手縫いは、ミニタオルと同様に上下の部分を3回ほどかがって補強し、重ね縫いする

両脇にゴムひもを1本ずつ通し、結んだら完成


※接着剤はあまり付けすぎないこと。万が一、着用時に接着部分からかゆみなどを感じた場合は、使用を中止してください