開館記念イベント開催決まる 陸前高田市民文化会館で

▲ 開館記念イベントの開催が決まった奇跡の一本松ホール

 陸前高田市高田町に整備された市民文化会館「奇跡の一本松ホール」の開館を記念し、復興応援コンサートが8月22日(土)に、NHKのど自慢公開収録が8月30日(日)にそれぞれ開催されることが決まった。4月に開館したが、その後新型コロナウイルス感染症の影響で一時休館した同ホール。幅広い市民に歌で笑顔を届けようと、主催関係者が参加、来場をPRしている。

 

8月22日に復興応援コンサート

8月30日にNHKのど自慢収録

 

 復興応援コンサートは、同ホール開館を機に地域経済活性化を目指して企画したもの。6月に陸前高田商工会や広田湾漁協、大船渡市農協など市内産業団体が実行委(会長・伊東孝陸前高田商工会長)を設立し、実施を決めた。
 ゲストは、演歌歌手の鳥羽一郎さん、ものまねタレントのこんちはるさん、マジシャンのブラボー中谷さん。2回公演で、昼の部は午後0時30分開場、同1時開演、同3時終演、夕の部は午後4時開場、同4時30分開演、同6時30分終演。
 席数は一般310席、車いす8席、親子室7席(1家族限定)の予定。チケットは前売り券が3000円(税込み)、当日券が3300円(同)。
 前売り券は今月22日(水)から、奇跡の一本松ホール、道の駅「高田松原」、イオンスーパーセンター陸前高田店で販売する。
 一方、NHKのど自慢公開収録は、NHK盛岡放送局と市が主催。当初、5月17日に予定していたが、新型ウイルスの感染拡大で中止となり、今回、感染状況を踏まえ、改めて実施することとなった。
 ゲストは同市出身の演歌歌手・千昌夫さんと演歌歌手の神野美伽さん。当日は、午後0時15分開場、同0時50分開演、同2時15分終演。
 公開収録前日の29日(土)には、正午から非公開で予選会を行う。5月ののど自慢に申し込んだ人も改めて申し込みが必要となる。出場できるのは中学生以上で、中学生は予選会、本選ともに保護者の同伴が必要。
 応募は、1人(組)1件に限る。郵便往復はがきの往信用裏面に▽郵便番号▽住所▽名前(ふりがな)▽年齢▽性別▽電話番号▽職業(中学、高校、大学生は学年・部活動なども記入)▽歌う曲目とその歌手名▽選曲理由──を明記し申し込みを。返信用表面には▽郵便番号▽住所▽名前──の記入を。
 予選会は、応募者の中から180組程度に絞ったうえ行う。本選の公開収録には18組程度が出場できる。
 本選の観覧も事前申し込みが必要。往信用裏面に郵便番号、住所、名前、電話番号、観覧希望人数(2人まで)、返信用表面に郵便番号、住所、名前を記入し申し込みを。1歳以上の子どもから入場整理券が必要。応募多数の場合は抽選とし、当選者には入場整理券(1枚で2人まで入場可能)を、落選者にはその通知を8月14日(金)ごろに発送する。
 出場、観覧希望者ともにあて先は、〒020・8555(住所不要)、NHK盛岡放送局「NHKのど自慢」出場係、または同観覧係。応募締め切り日は出場希望者が7月29日(水)必着、観覧希望者が8月5日(水)必着。
 本選の様子は、9月6日(日)午後0時15分~同1時、NHK総合テレビで放送される。
 問い合わせは、復興応援コンサートが奇跡の一本松ホール(℡22・9666)、のど自慢がNHK盛岡放送局(℡019・626・8811)、または市まちづくり推進課(℡54・2111)へ。