夏の高校野球県大会/高田が8強入り決める 21日に一関第一と対戦(別写真あり)
令和2年7月19日付 6面

一関工業に3─0
令和2年夏季県高校野球大会は3日目の18日、県内4球場で2回戦8試合が行われた。気仙勢は、高田が花巻市の花巻球場で一関工業と対戦し、3─0で8強入りを決めた。
大会は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となった今夏の「第102回全国高校野球選手権岩手大会」に代わるもの。25日(土)までの日程で試合が行われ、優勝チームには東北各県の代表チームが集う「令和2年東北地区高等学校野球大会」(8月9〜11日、宮城県・石巻市民球場)への出場権が与えられる。
高田は、花巻球場第1試合で一関工業と対戦。
先攻の高田は、0─0で迎えた七回、7番・平野の安打や、死球で2死一、二塁とすると、9番・大久保の適時打で先制。続く八回にも、1死一、二塁から5番・大和田琉の2点適時二塁打で2点を追加してリードを広げた。
高田の先発・伊藤賢は、走者を背負うものの要所を締める投球で、四回を被安打3、無失点の好投。
五回からはエース・佐藤がマウンドに立ち、持ち前の速球などで被安打ゼロ、8奪三振と圧巻の投球を見せ、一関工業に反撃を許さず、3─0でベスト8へ駒を進めた。
高田は、21日(火)に行われる準々決勝で一関第一と対戦する。会場と時間は2回戦全試合の終了後に決まる見込み。
▽2回戦
高田
000000120|3
000000000|0
一関工業
(高)伊藤賢、佐藤─平野
(一)小野寺、伊東、福島─阿部
⚾二塁打=大和田琉(高)、佐藤樹(一)