気仙のキャラを応援しよう 「ゆめちゃん」暫定2位  10月に最後のゆるキャラGP

▲ ゆるキャラグランプリで暫定2位の「たかたのゆめちゃん」

 今年で最後となる「ゆるキャラグランプリ(GP)2020」」に、気仙3市町のマスコットキャラクターなどが参加している。ネット投票の人気ランキングで陸前高田市の「たかたのゆめちゃん」が暫定2位となっており、ファイナルのイベントで「ゆるキャラ日本一」の有終の美を飾られるか注目が集まる。投票は9月25日(金)まで受け付け、最終結果は10月3(土)、4(日)の両日滝沢市で開かれる同GPで発表される。

 

9月25日まで投票受け付け

 

 平成23年に熊本県の「くまモン」の優勝で開幕したゆるキャラGP。毎回、全国各地のゆるキャラが人気を競い合う。
 今年は本県から44体がエントリー。このうち気仙関連では、たかたのゆめちゃんに加え、「すみっこ」(住田町)、「おおふなトン」(大船渡市)、「秋刀魚武士(さんまぶっしー)」(同)が参戦している。
 同GP公式サイトの人気ランキングでは、14日午後3時現在、暫定1位は「ゆるナキン」(大阪府泉佐野市)。ゆめちゃんは得票数9万5010ポイントで、5121ポイント差を追いかける。同3位の「つるゴン」(埼玉県鶴ヶ島市)に1867ポイント差で詰め寄られており、し烈な争いを繰り広げている。 
 ゆめちゃんは、東日本大震災からの復興へまい進する陸前高田で夢や幸せを市民らに届けようと、平成24年1月に誕生した。
 市の花・ツバキの花を入れたバッグを肩にかけ、高田松原のマツを模した耳などが特徴。同市のNPO法人AidTAKATAが運営し、「陸前高田市ゆめ大使」として市内各地のイベントに参加している。
 市観光交流課の村上知幸課長は「暫定2位は素晴らしい。陸前高田の応援団長として活躍している。グランプリを獲得できるよう多くの人に投票をお願いしたい」と呼びかける。
 ネット投票は同GPサイトからIDを登録すれば、スマートフォンやパソコンなどで1日1回投票できる。10月3、4日は滝沢市の岩手産業文化センターアピオで開催される。
 気仙のゆるキャラの順位(14日時点)は次の通り。
 ▽2位=たかたのゆめちゃん▽89位=秋刀魚武士▽136位=おおふなトン▽309位=すみっこ