高田東が初優勝飾る 少年野球新人県予選(別写真あり)

▲ 県優勝で全国大会初出場を決めた高田東

 文部科学大臣杯第12回全日本少年春季軟式野球大会兼第18回県少年軟式野球新人大会兼第18回東北少年軟式野球新人大会県予選は4日までの4日間、宮古市などの4会場で開かれた。陸前高田市の高田東が初優勝を飾り、来年3月に静岡県で開かれる全国大会への出場を決めた。

 

来年3月に全国大会出場へ

 

 大会には、県内各地区予選を勝ち抜いた新人27チームが出場。7イニング制のトーナメントで優勝を争った。
 気仙からは、高田東と大船渡市の大船渡一、同市の大船渡黒潮、末崎、住田町の世田米でつくる連合チームが1回戦から出場。このうち、大船渡一と大船渡黒潮・末崎・世田米連合は2回戦で敗退したが、高田東は2試合でコールド勝ちを収めるなど順調な勝ち上がりをみせ、決勝に駒を進めた。
 大槌学園・吉里吉里との対戦となった決勝で高田東は初回、2死一、二塁の場面で5番・佐々木淳哉(2年)が左前適時打を放ち先制。その裏に1点を返されたが、三回に敵失で勝ち越した。
 四回には、四球で出塁した6番・上野瑛輝(同)が犠打で二塁に進み、8番・菅野一星(同)の左前適時打で生還。五回には2番・村上慧(同)の中越の適時三塁打、六回には敵失や強襲安打でそれぞれ1点を加え、リードを広げた。
 投げては、二回から六回まで登板した2番手・菊池翔太(1年)が、安定した制球力で無失点の好投。最終回はエース・村上慧が要所を締め、5─1で快勝した。
 同大会での優勝と全国出場は、平成25年の開校以来初めて。気仙では、30年に県優勝を果たした高田第一以来2年ぶりの快挙となった。
 7日夕には、山根一馬主将(2年)ら選手4人と飯塚幸三監督(59)ら関係者が表彰状と優勝旗を持って市役所を訪問し、戸羽太市長に結果を報告。戸羽市長は「とてもすばらしい結果。全国大会でもベストを尽くしてきてほしい」と激励した。
 登録メンバー21人のうち、2年生は15人。試合に出られなかったメンバーも、ベンチでのサポートや心強い声援でナインの背を押したという。
 飯塚監督は「優勝は、選手たちが自分たちの思いをもって勝ち取った結果。地域のみなさんにもいろいろな場面で協力していただいたので、それを胸に全国でも戦い抜きたい」と話す。
 山根主将は「全員野球で試合に挑み、優勝を果たすことができたのでうれしい。新型コロナウイルスの影響で例年より試合の機会が減っているが、限られた環境で冬も力をつけ、全国優勝を目指したい」と意気込んでいた。
 気仙勢の結果と高田東のメンバー次の通り(「大・末・世」は大船渡黒潮・末崎・世田米連合)。
 ▽1回戦
大船渡一 4─0 滝沢南
大・末・世 3─1 厳美おうけつ
高田東 5─2 一戸・奥中山
       
 ▽2回戦
金田一・浄法寺 3─2 大船渡一
高田東 10─3 大・末・世
(六回コールド)
 ▽準々決勝
高田東 8─1 種市・野田・三崎       
(五回コールド)
 ▽準決勝
高田東 7─0 湯口
 ▽決勝
高田東
1011110|5
1000000|1
大槌学園・吉里吉里
 ※高田東中学校▽監督=飯塚幸三▽部長=熊谷美香▽コーチ=新沼裕太、熊谷朋哉▽選手=山根一馬(主将)、村上友昭、金野正拓、村上慧、細谷光世、佐藤碧、佐々木淳哉、黄川田釉壬、権藤琥珀、菅野一星、金野真幸斗、村上奎佑、佐々木堅也、上野瑛輝、金野清佳、菊池翔太、金野拓翔、後藤琉雅、大谷鞍馬、熊谷樹、臺陽貴