「雪っこ」の可能性広げる 地酒でアレンジ研究会 コンテンツらぼ(別写真あり)
令和2年11月14日付 6面
陸前高田市の魅力を広く発信するチーム「たかたコンテンツらぼ」のメンバーらは12日夜、同市の酔仙酒造㈱の商品「活性原酒雪っこ」を使ったアレンジ研究会を開いた。発売から今年で50年を迎えた地酒にスポットを当て、さまざまな飲料で割りながら味わい方の可能性を広げた。
たかたコンテンツらぼは、陸前高田の地域活性を願う地域住民有志と市観光物産協会が立ち上げ。地域資源を自由に発掘、活用し、楽しい観光ツールや体験、交流の場創出に向けて活動している。
研究会は、米崎町の民宿・沼田屋のおかみで、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(東京都)公認の唎(きき)酒師・菅原ひとみさん(43)の提案で初めて企画。雪っこが昭和45年の発売開始から今年で50年を迎えたことを祝い、「飲み方のバリエーションを増やし、もっと広く愛される商品になってほしい」との思いを受け、同協会の西條まい子事務局次長が会場をセッティングした。
この日は、菅原さんと気仙地域のらぼメンバーに加え、酔仙酒造の社員も同席。雪っこをコーヒーやヨーグルト、サイダーなど、持ち寄った20種類以上の飲料で割り、それぞれの味の特徴や感想をシートに記入していった。
参加者の中には、雪っこに合うよう甘さを調整したイチゴのシロップを自作して持参したり、バーテンダーの経験を生かしてカクテルを振る舞う人の姿も。それぞれ気になる組み合わせを自由に試し、おすすめを語り合いながら団らんも楽しんだ。
らぼメンバーで大船渡市赤崎町の金野正史さん(33)は「雪っこは好きで、ストレートで飲むことがほとんど。今回はいろいろな組み合わせを試すことができ、エナジードリンクと合う意外性など、雪っこの魅力を深く知れた」と笑顔を見せた。
酔仙酒造の村上雄樹総務課長(43)は「社内では酒に別の飲料を組み合わせる機会が少ないので、今回は良い経験になった。雪っこと食べ物の組み合わせなど、ほかにもミックスできる要素があると思うので、みなさんには〝わが子〟ともいえる雪っこでどんどん味の発見を楽しんでほしい」と今後に期待。
菅原さんは「参加者それぞれがアイデアを出し合い、積極的に参加している様子を見て、雪っこの可能性が広がったのを感じた。これからもこうした会を企画し、飲食店へのレシピ提案なども見据えながら雪っこのファンを増やしていきたい」と展望を語っていた。






