幸せな年願い生き生きと 高田高書道部が地域向けにパフォーマンス コロナ禍で成果披露の場減(別写真あり)
令和3年1月6日付 6面
陸前高田市の高田高校書道部(戸羽衣紗希部長、部員6人)は5日、高田町の商業施設「アバッセたかた」で書道パフォーマンスを披露した。新型コロナウイルスの影響で活動を披露する場が次々と失われ、地域向けに発表するのは約1年ぶり。コロナ禍を乗り越え、地域に幸せが訪れるようにとの思いを込め、新年にふさわしい大型作品を書き上げた。
部員たちは、そろいの衣装を身にまとい、縦2㍍、横3㍍の大きな紙の上で鮮やかな筆さばきを披露。富士山頂に初日の出が重なる絵をバックに「喜ばしい年明け/笑顔と幸福が皆様の元に訪れますように」と文字を書き、最後に大筆を使って「迎春」と書いて仕上げた。
この日のために昨年11月ごろから練習を重ね、自分たちで演出も練ってきた。軽快な音楽に合わせた踊りや歌詞に沿った手話を取り入れ、約10分で完成させた作品を広げると、集まった買い物客らが温かな拍手を送った。
書道パフォーマンス甲子園(全国高校書道パフォーマンス選手権大会)に出場経験のある同部。本年度は新型ウイルスの感染拡大で成果を披露する場が激減し、3年生は同大会の代替事業に参加して引退した。アバッセでの披露は学校側からの依頼で企画され、作品は2月中旬まで専門店街パブリックスペースに展示する。
出演した小松真菜さん(2年)の祖母・たき子さん(72)=大船渡市末崎町=は「コロナでしばらくパフォーマンスを見ることができなかったが、生き生きと表現していて素晴らしかった」と目を細めた。
戸羽部長(2年)は「昨年はコロナの暗いニュースが続いた。高田高書道部の存在を多くの人に知ってもらえたらうれしい」と期待を込めた。






