咲き誇る花々 心にうるおい、世界の椿館・碁石で「つばきまつり」が開幕、3月21日まで(別写真あり)
令和3年2月7日付 1面
大船渡市の早春を代表する催し「三陸・大船渡第24回つばきまつり」は6日、末崎町の世界の椿館・碁石で開幕した。新型コロナウイルス感染防止策のため、初日の開催式は見送られたが、気仙3市町などから続々と地域住民が来場。多くのツバキが見ごろを迎えており、来訪者は個性や美しさをじっくりと楽しんでいた。まつりは、3月21日(日)まで開かれる。
「静かに楽しむ」催事に
市や市農協、市花き研究会、大船渡ツバキ協会など9団体で構成する実行委員会(委員長・戸田公明市長)が主催。同館で世界13カ国、600種以上が開花する時期に合わせ、「椿の里・大船渡」のPRと花きの生産振興、交流促進を図ろうと毎年開催している。
本年度は感染防止を優先し「静かにツバキを楽しんでもらう」催事を目指し、規模縮小や企画の見直しを図った。イベントによるにぎわい創出を抑えたが、開幕と見ごろの時期が重なり、華やかな花々が来訪者を歓迎した。
例年は、12月から翌年4月が開花時期で、見ごろは1月下旬~3月下旬。大船渡ツバキ協会の林田勲会長(72)によると、昨年夏の高温などにより、本年度は例年よりも2週間ほど開花が早いといい、すでに6割以上が花を咲かせているという。
多種多様な花々を前に「洋種や遅咲きの品種も、今後10日~2週間で咲き出すのでは。関係者の努力によって、花の数も増えているので、じっくりと楽しんでほしい」と期待を込める。
来場者は色や大きさなど、品種ごとの個性を楽しみながら館内をゆっくりと巡り、心にうるおいをもたらすツバキの魅力を堪能。通路沿いに設けられた「フォトスポット」でカメラを構えたほか、館内クイズラリーを通して知識を深めた。
陸前高田市高田町の新沼冴那さん(22)は「地元にあるけれど、今まで来たことがなかった。想像以上に種類が多く、華やかだった。もっと多くの方々に見てほしい」と話していた。
会場では、椿油の搾油体験に加え、搾油を生かしたハンドマッサージコーナーも。先着100人には「つばきゆべし」のプレゼントも行われたほか「ミス椿姫・ミスター椿王子」と銘打った子ども用ドレス衣装の貸し出しも関心を集めた。
7日をはじめ期間中の日曜日には▽飲食・菓子・椿グッズなどの販売▽大船渡つばき娘・おおふなトン出迎え▽各種体験・講座企画──を予定。「写真映え」スポットの配置や館内クイズラリー、人気椿の投票、椿苗・椿グッズの販売は、毎日開催する。
まつりの開催時間は午前9時~午後5時。問い合わせは、実行委事務局(市農林課、℡27・3111)へ。
体験・講座に関する問い合わせや申し込みは、世界の椿館・碁石(℡29・4187)まで。






